第五話 ページ5
それから戦も続きニ年後…
マダラは立ち上がれるようになった。
キャッキャッと言いながら壁伝いで歩いているのだ。
それが可愛くて…
妻「貴方?息子が可愛いからと言って真顔で写輪眼出して見ないで下さい…」
タジマ「おっと…すみません…ですがそういう貴方も写輪眼になってますよ。」
妻「あら?そうでした?…お恥ずかしい…(真顔」
というくらいの親バカを発揮している。
まだマダラは、それを楽しそうに見ているのだ。
可愛いッ!!
ええ…この時点で嫁…じゃなかった、婿に行かせたくないのだが?
マダラ「ぱ…」
タジマ「はい…?」
そんな事を考えていると、マダラがうんうん唸りながら声を出した。
ぱ…って事は…パパって言おうとしてているのか!?!?
タジマ「マダラ…"パパ"ですよ…」
何とか冷静さを保ち、しゃがんでマダラに言う。
すると…
マダラ「ぱ………ん〜…」
パン…嫌々そういうわけではない。
ちゃんと根気よく言えばできる筈だ!!だって…家の息子可愛いから!!
妻「マダラ…そっちがパパで、こっちがママよ。」
嫁が優しくマダラに言う…
マダラ「ぱ…ぱ…!…、"ぱあぱ"!」
するとまたキャッキャッと笑いながらぱあぱと言ったのだ。
タジマ「ギュッ)流石はマダラ!良くできましたねっ!!」
妻「先にパパって言われちゃいましたか…でも…嬉しいことに変わりはないですね…!」
そう言って二人で抱きしめると…
マダラ「ぱあぱ!」
と言いながら抱きしめかえしてきた。
まだ弱々しいその腕で抱きしめられて、守らなければと強く思った。
…文だけで見たらキノ○オとか言わない方が身のためだぞ?(笑顔)
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作者名：外者 | 作成日時：2021年5月6日 7時
