第二話 ページ2
妻「…緊張しているのですか?」
タジマ「そっ…そんなわけないじゃないですか。」
現在進行形千手 仏間を待っている。
もう少しで来ると聞いて物凄く緊張しているオレである。
だって柱間と扉間のパパだぞ!?
…それと関係ないが朝食はちゃんと食べた。
御膳にのせられててくるのは予想外だったが…
すると…
仏間「ガチャッ)貴様…嫌、お前がうちは タジマか…」
タジマ「は…はい…そうですが…」
嫌…殆ど変わってないけど?
お前も貴様もぶっちゃけ同じ意味なんだよなあ〜
でもそんなこと言ったらオレのタジマ人生が数時間前になったばかりなのに終わってしまう為、言わない。
…というか言えないだけですごめんなさい…。
仏間「なんか…弱そうだな。」
そう言いながらうんうん頷く仏間…嫌酷くね!?
初対面(?)だぞ!?初対面(?)!!
ここは言い返したろ…流石に族長(数時間目)として恥ずかしい。
タジマ「そんな事言う貴方こそ弱く見えますよ?」
にっこりと笑って言えば、物凄い睨まれました。怖いです。
仏間「そんなことはいい…所で我ら千手と協定を組むというのは本当か?」
えっ?そんなこと言ってたの?
マジで意外じゃんと思いながらそれらしい事をめっちゃ考えて返す。
タジマ「ええ、本当ですよ。このまま戦を続けても互いに犠牲になる人が増えていくだけ…それなら早めに断ち切ろうと……」
仏間「貴様にそんな脳があったとは…(ボソッ」
おい。聞こえてんぞ。
タジマ「そう言う貴方はどうなんですか?」
仏間「言うことは間違っちゃいないし、賛同だが…無理だな。」
ええ!?なんでさ!?
タジマ「それは…なぜでしょうか?」
仏間「そんな事も分からないのか?…ハァ…同じ一族の奴が皆が皆いい反応するか?」
あ…なる程…
タジマ「それもそうですね…でも…最初は試し的な感じでやれば…」
仏間「試しか……」
こんな会話が続いて二時間…結果は……
取り敢えず一族の者に伝えなければ駄目だと。
返答次第によっては試しに共に戦ってみることもできるし、逆に反対になれば二度とも協定なんてくれないだろう…とのこと…
族長って難しい…(語彙力↓)
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作者名：外者 | 作成日時：2021年5月6日 7時
