第一話 ページ1
嫌々待て待て………はあ?
タジマ「何処からどう見てもマダラのパパじゃん…」
タジマの部屋…?だろうか、そこの鏡を見てつぶやく。
タジマ「てか子供時代とかじゃないんだ…てか成り代わりって事は原作変えちゃ駄目じゃね?」
だとするとヤバいな…オレのキャラにめっちゃ合わないんだけど?
タジマ「ええ…あんな堅苦しくないんだが…?」
口調は〜ですよ。〜ですか?とか…しかも千手とドンパチしてたはず…えっ?これ戦争出なきゃいけないパターンじゃん…
タジマ「オレ人殺ったことない…怖ッ!!えっ!?グ○いじゃん、絶対…しかも死に目に合うのか!?地獄かよ!?」
その事実に気付き、死んだ目をしていると…
(トントン…)
タジマ「ッ…!(ビクッ」
襖を叩く音がした。
えっえっ?誰か来る?敵か!?敵か!?
そう思い構えていると…
??「"貴方"入りますよ。」
あなた…貴方!?
は!?オレ嫁いないんだけど!?…って事は…タジマの妻…ってことか…?
妻「ガラッ)…あら…起きてるなんて珍しいですね…何時もは私に起こして貰わないと起きれないのに…」
そう言う美人な黒目黒髪の女の人がそこにいて、暗めの色をした着物を纏っていた。
にしても…えっ…そうだったの?タジマそうだったのか?
…はー……これがギャップって奴か…
妻「朝食の準備が出来ましたよ。…それと…今日は千手の族長と会談じゃなかったかしら?」
はあ!?千手の族長と!?
つまり仏間とって事か!?
な…何故…?うちはと千手って争いが絶えなかったんじゃないのかよ!?
妻「驚いているようだけど…まさか忘れてたとかないですよね?」
えっえっ!?
タジマ「そ…そんなわけないじゃないですか。忘れるなんて族長として恥ずかしいですし…」
慌てて言うと妻…は疑いの目を一瞬向けた後、ニコリと返してきた。
妻「そうですよね、疑ってごめんなさい…それでは早めに着替えて来てくださいね。」
タジマ「は…はい。」
オレの返答を聞くと、満足したのか去って行った。
…色々可笑しくないか?
…気のせいか…?
疑問を抱えながら、うちはの装束に手を伸ばした。
タジマ「き…着物じゃなくて良かった…」
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作者名：外者 | 作成日時：2021年5月6日 7時
