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大樹 side
コンコンッ
HIRO「翔太､入るぞー」
HIROさんとメンバーのみんなで翔太の病室に入る。
入っていちばんはじめに翔太に目をやると
翔太「……」
ぐっすり寝ているみたい。
医者「みなさん､どうも。」
俺たちは先生に軽く会釈して病室の椅子に座る
HIRO「翔太はどうですか？」
黎弥「良くなってますよね！？」
颯太「早くみんなで､パフォーマンスしたいんです！」
先生っ！先生っ！と口々にみんなが言う中､
医者「……大変申し上げにくいのですが､」
世界「まさか､……」
医者「かなり病状が悪化しています。最悪の場合……」
「最悪の場合､なんですか？」
医者「………亡くなる可能性も､考えられます…」
そう言うと､先生は病室を去っていった。
澤夏「そんな……」
堀夏「うそですよね…？」
HIRO「………」
俺たちがしばらく立ち尽くしていたら､
翔太「……んー､…あれ､みんな…」
黎弥「翔太！」
「ごめん､起こしちゃったな。久しぶり」
翔太「お久しぶりです！嬉しいなぁ､みんな来てくれて」
こんな時でも眩しいくらいの笑顔､ほんと､翔太はすごいな
HIRO「翔太､これ…」
翔太「なんですか？」
HIRO「みんなからのエールが入った曲だ。それと､メッセージカード。」
翔太「まじですか！？ありがとうございます！！」
ほんとに､がん患ってるなんて思えないよ。
翔太「……僕､みんなの顔見たら､ダンスしたくなってきちゃった。また､ステージ立ちたくなっちゃった。」
黎弥「……っ翔太。」
翔太「こんなのもらったんだから､頑張らないとな！」
HIRO「ああ､また､みんなで踊ろうな。」
翔太「はいっ､もちろんです！」
今思えば､あの時､なんで翔太は自分が死ぬってわかってたこと言ってくれなかったんだろう､なんで気づいてあげられなかったんだろう。
そんな気持ちが溢れてくる。
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R.jg(プロフ) - ＠美咲さま､リクエストありがとうございます！！了解です！コメントありがたいです(≧∀≦) (12月11日 21時) (
レス) id: e437d30770 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 続き楽しみにしてます。リクエスト、 黎弥くんと旅行に2泊3日で（京都）行く。⟵美味しい食べ物や、お揃いのものを買う。 (12月11日 18時) (レス) @page30 id: 411e2cf0cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R.jg | 作成日時：2023年10月21日 18時
