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蘇芳 side
兄貴の手紙を読み終えて、必死に涙を堪えた。
「兄貴…こっちこそ…ありがとう……」
MAKIDAI「琥珀は本当にAのこともダンスも大好きだったんだな」
HIRO「A、あとひとつだけいいか?」
「なんです?」
HIRO「“あの世でも俺はダンスずっと踊ってっから、お前も頑張れよ。すげえダンサーになれや。あと、A大好きだ。”これは琥珀が亡くなる前に残した最後の言葉だ。」
「ずるいよ……今さら大好きなんて……うちも言えばよかった…もっとありがとう言えばよかった、ちゃんとごめん言えばよかった………」
ほんとずるいわ…バカ兄貴。
うちは窓を開けて思いっきり叫んだ
「うちも大好きだよ!!バカ兄貴ー!!」
精一杯の笑顔で思いっきり叫んだ。ひたすら笑顔で……
涙が出ないように必死に笑った。
すると
TAKAHIRO「A……」
うちの名前を呼ぶとそっと抱きしめてくれたTAKAHIROさん。
TAKAHIRO「泣きたい時は泣けばいいんだよ。辛いときは頼っていいんだよ。Aはもっと自分のこと大切にして」
そう言って優しい顔で微笑んでくれた。
そんなんされたら泣いてまうやん….
「う…うん……ぐすっ…うぅ………」
それからうちはTAKAHIROさんに抱えられながら泣いた。
どんぐらい泣いたかわからんぐらい。
TAKAHIRO「よしよし……」
安心したのか、泣き疲れたのかわからんけど、TAKAHIROさんの腕の中で寝てしまった。
「っ……ん…泣きすぎて頭痛え…」
TAKAHIRO「あ、起きた。ああ、目腫れちゃってるよ」
よしよしと頬を撫でてくれた。
「TAKAHIROさん、なんか、ありがとうございます。ガキみたいに泣いてもて……」
TAKAHIRO「ふふ、気にしないで、頼ってくれて嬉しかったし。寝顔も見れたしねぇ〜(にこっ)」
「っ……」
いたずらにはにかむTAKAHIROさんの顔はどこか兄貴と似ていた。
その頃……
HIRO「なんとか、大丈夫そうだな。A」
USA「みたいですね。」
MATSU「てか、Aの寝顔、俺も見たいな。
MAKIDAI「絶対可愛いもんね。あ、後でTAKAHIROに頼んで見せてもらお!」
ATSUSHI「2人とも……まったく。」
AちゃんとTAKAHIROくんを見守るEXILEの皆さんでした。
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R.jg(プロフ) - @美咲さま了解です!!ありがとうございます!! (9月10日 23時) (レス) id: e437d30770 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 一緒にダンスの練習をしたり、3人で旅行いったりする。 (9月10日 14時) (レス) id: 411e2cf0cf (このIDを非表示/違反報告)
R.jg(プロフ) - @美咲さま、リクエストありがとうございます!具体的にどんなかんじかいいとかありましたら、お願いします!! (9月10日 11時) (レス) id: e437d30770 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - やましょとしょごの絡み見たいなー (9月9日 13時) (レス) @page29 id: 411e2cf0cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:R.jg | 作成日時:2023年8月11日 8時