甘々とドSくんの逆転《ar.＆ym.》 (ページ7)

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Ⅶ ページ7

山田side.

夢みたいだ。俺が大ちゃんと付き合えるなんて。
抱きつきたくて、キスをしたくて、愛してると伝えたかった。

それが、いまは出来るなんて。

有岡『あ。あ、のさ』
大ちゃんがなんか言い出した。
あ、そっかカレカノなんだから大ちゃんじゃなくて、大貴でもいーんだ

山田『どしたの？大貴』
ちょっと恥ずかしいな。
すると…………

有岡『なっ……！？』
有岡『なんで、急に大貴って…』
山田『え、だって付き合ってるんだから大貴でもいーかなって。嫌？』
有岡『やじゃないけど。…ますます好きになっちゃうじゃんか』

と拗ねた顔でいう大貴が可愛くて
ちょっと意地悪したくなった。

山田『ねえ大貴。俺の事名前で読んで？』
有岡『はっ！？？』
山田『ダメ？』
有岡『いっ…いいけど。リョ、りょ。りょう…すけ。涼介？？』
そういって大貴はこくん？と首を横に曲げた。

な、可愛すぎたろーーー！！！
これは誰にもみせらんねぇな。
山田『ん。ありがとう』
といってほっぺにキスをした。
すると"おかえし"といってぎゅーって抱きついてくれた大貴がたまりません。

山田『あ、そういえばなんか言おうとしてた？』

有岡『そうそう。あのね、俺今新しいスニーカー探してんのね？』
山田『うん。』
有岡『だから、一緒に靴屋行かない？ついでに飯とかさ～』っていってにっこりわらってるけど、さ

あなたそれなんて、いうかわかります？

付き合ってるカレカノが一緒に出かける行為それは…………

"デート"