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「そこの、お嬢さん、ごめんね？」
人混みに紛れながら学校帰りの女子学生を装い
歩いていると声を掛けられた
見詰めると、そこにはNo.2のホークスがいた
少女の胸は高鳴り、好奇心が渦を巻いて上昇する
『No.2のホークスさん…？』
「お、正解。ちょっとインタビューじゃないけど、答えて欲しいことがいくつかあってさ」
「あ、サイン大丈夫？」
少女は小さく頷くと、ホークスに近付いた
「ここじゃ人気も多いし、止まってると危ないから向こうの細道に行こう」
しかし彼が動こうとするも、周りがざわめき出す
「見て、あれホークスじゃない？」
「No.2だ！かっけー！」
「あの翼！テレビで見た！見ろや君流行ったよな！」
「いたいた！」
「すいませんホークスさん、サインください！」
「お、少年。いいよぉ、名前は？」
「ひろと！」
「ひろと、ね。よしっ、はいどーゾ」
「ありがとう！！」
ホークスの人気ぶりは、もはや一種のイベントと化しはじめている
老若男女問わず、優れた知性と個性で市民を迅速に救う
そのなんと勇ましく、美しいことか
「ごめんね、色々こっちも多忙でね。今さっき空でバトロールみたいなことしてたんだけど…君も知ってるかな？最近増えてる行方不明者続出のこと」
「どうやら、女子高生の様な身なりをした長髪の女の子が犯人っぽいらしいんだよね」
少女は引っかかっていた
勿論、初めからだ
周りに女子学生なんて山ほどいる
何故私一人を選抜して細い道に？
彼は私を疑っているとしか思いようがない
情報は既に伝わっている、のだから当たり前ではあるが
流石速すぎる男、目星を付けるのも速すぎる
ホークスは彼女の肩に手を置いて、耳元で小さく呟いた
「君…犯人でしょ」
少女は口角を上げて、笑顔を作った
『ねぇホークスさん、貴方にお友達はいる…？』
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黒凛蝶(プロフ) - 霧雨さん» 閲覧、コメント有難うございます！悩みに悩んだ部分でもあるので、そう言って頂けて凄く嬉しいです…！！身体の事までお気遣い感謝します！霧雨さんもどうぞお気を付けて。今後の更新も努めてまいりますので最後まで何卒よろしくお願いします！ (2022年8月18日 8時) (
レス) id: e6bcf3a4ef (このIDを非表示/違反報告)
霧雨 - めちゃくちゃこの作品好きです‼‼‼夢主ちゃんの話し方やキャラとの接し方がもう可愛すぎて42ました_:(´ཀ`」 ∠):今後の話も楽しみに待っています！！御身体には気をつけて下さい。最後にこれからも応援しています！！！ (2022年8月18日 0時) (レス) @page29 id: d97116c4b2 (このIDを非表示/違反報告)
黒凛蝶(プロフ) - 凛華さん» 閲覧、コメントありがとうございます！とても励みになります。これからも更新していくので何卒宜しくお願いします…！ (2022年7月28日 13時) (レス) id: e6bcf3a4ef (このIDを非表示/違反報告)
凛華(プロフ) - こういうキャラは好み…!! (2022年7月28日 10時) (レス) @page4 id: 77dfc54020 (このIDを非表示/違反報告)
黒凛蝶(プロフ) - 秋冬さん» コメント、閲覧有難う御座います！励みになります、更新頑張れます！！何卒よろしくお願いします！！(大声) (2022年1月25日 16時) (レス) id: e6bcf3a4ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒凛蝶 | 作成日時：2021年6月27日 1時
