54話 ページ5
鴉「ｶｧｧｱ、如月A、上弦の弐撃破、ｶｧｧｱ」
Aは童磨に背を向けてしのぶの方に歩いて行くとしのぶに抱きつかれた。
しのぶ「花藤さん、ありがとうございます」
A「出来る人がやればいい、それだけの事だよ」
しのぶ「痛いところありませんか？」
A「特にないよ、ありがとう」
しのぶ「いえ」
こんなやり取りをしていたら、カナヲがやって来
た。
カナヲ「師範っ」
しのぶ「カナヲ！」
カナヲ「如月さん」
A「その名前やめてよ、私は花藤」
カナヲ「Aさん」
A「まぁいいけど」
しのぶ「ふふっ」
カナヲ「ありがとう」
A「どういたしまして、カナヲさん、しのぶの事よろしく頼むよ」
カナヲ「はい」
しのぶ「え？」
A「じゃあ、ちょっと行ってくる」
そういうと、姿を消し、他の柱のいる所に向かった。
A「とりあえず、無一郎さんと蜜璃さんを守らないと」
鬼と気配が強い所から向かう。すると目の前にはあの時会った黒死牟が無一郎と思われる人を壁に刺していた。近くには、悲鳴嶼さんと不死川さん、それと、モヒカンの子が居る。
A「なんで…」
あの時の約束を破られ、じわじわと怒りが込み上げてくる。いつの間にか黒死牟の所まで走って拳で1発殴った。
A「てめぇ」
黒死牟「お前は」
無一郎「如月さん？」
A「約束、したよね？」
黒死牟「約束…」
A「誰も怪我させない、殺さないって約束したよね！？」
黒死牟「そんなこともあったな」
A「お前許さない」
実弥「如月ぃ、お前一旦離れろやぁ、」
A「うるさい」
実弥「てめぇ」
A「ここは私だけで大丈夫」
実弥「それ、痣なのかよぉ？」
A「しらない、闇の呼吸 参ノ型 天滅暗龍虎」
話しかけられているが、怒りのあまり頭に入って来ない。痣は大きく広がっていて、顎の辺りまで大きくなっている。
黒死牟「いい攻撃だ、だが、これでは私を倒せんぞ」
A「私はお前を殺す、闇の呼吸 拾壱ノ型 天領拡張」
黒死牟「なんだその技は」
A「教える義理なんてない」
黒死牟「月の呼吸 壱ノ型 闇月 宵の宮」
抜刀をしながら技を出す。すかさず、後ろに下がる。視野を広げていなければ腕は斬られていたと思った。
A「あぶな」
黒死牟「本気でやろう」
A「勿論だよ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 52人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yuzuka - 更新待ってます！！！ (2022年11月19日 11時) (
レス) @page6 id: e91cbbbf82 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 次の更新待ってます (2022年4月2日 11時) (レス) @page4 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：にーと。 | 作成日時：2022年2月22日 11時
