52話 ページ3
A「本当は蝶屋敷の人達と話そうと思って来たんだけど、アオイさんにしのぶさんはここにいるって言うから、なんか、なぁって」
しのぶ「それでここに来たと?」
A「うん」
しのぶ「ふふっ、私は花藤さんといれて嬉しいですよ」
A「私は嬉しいけど辛い」
しのぶ「どういう事ですか?」
A「もし私が鬼にされたら躊躇無く斬ってね」
しのぶ「…」
A「もうそろそろだね」
しのぶ「そうですね」
A「今までありがとう」
しのぶ「え?」
そんな時、鴉が勢いく飛んできて叫んだ。
鴉「カァァア、産屋敷邸襲撃、カァァア」
A「御館様っ」
Aとしのぶは産屋敷に向かうと他の柱も来ていた。全員で攻撃をしようとするが、血鬼術で落ちていく。
A「しのぶっ」
Aは刀を口に咥え、目の前にいたしのぶを掴み、近くに降りる。
しのぶ「ありがとうございます」
A「こっちだ、走れるか?」
しのぶ「はい」
Aは鬼の気配が強い所に向かう。扉を開けると頭から血を被ったような鬼がいた。後ろに居たしのぶはカナエを殺した鬼だと分かり、怒りが顔に滲み出ていた。
A「しのぶさん、大丈夫、仇は今日ちゃんととるから」
童磨「あれれ、やった、女の子がいる〜、俺は童磨よろしくね〜」
しのぶ「この羽織に見覚えは無いか!」
しのぶはAの前に行き、怒鳴りつける。
童磨「あ〜、花の呼吸使ってた人かな、確かカナエ?だったかな?」
童磨がカナエの名前を言うと、しのぶが口にしようとしてたことが何となく分かった。しのぶを遮るように話しかける。
52人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yuzuka - 更新待ってます!!! (2022年11月19日 11時) (レス) @page6 id: e91cbbbf82 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 次の更新待ってます (2022年4月2日 11時) (レス) @page4 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:にーと。 | 作成日時:2022年2月22日 11時