10話 ページ11
それから1時間後朝食の準備が出来た。ぞろぞろと起きてきて挨拶をする。
しのぶ「如月さん、どこに行ったかと思いましたよ」
A「ごめんごめん、早く目が覚めたから台所にいたんだ」
アオイと一緒にご飯を運んだ。
しのぶ「今日はひと皿にまとめたんですね、凄くお洒落です」
アオイ「今日は全て如月さんが作ってくれたんです」
きよ「お料理出来たんですか！」
なほ「すごいです！」
すみ「作ってる所見てみたいです！」
A「この屋敷女の人しかいないと聞いて、そんなに食べないと思ったんです」
しのぶ「言いましたか？」
A「言ってないか！」
アオイ「？鬼殺隊に居るなら分かるんじゃ？」
A「あ」
しのぶ「蝶屋敷の皆には言いますか」
A「そうだね」
しのぶが今の現状を簡単に説明してくれた。皆はあまり理解していないようだったが、この話は秘密にしてくれた。
A「しのぶさん、今日アオイさんと買い物に行ってくるね」
しのぶ「え？」
A「包丁の切れ味が悪いから、新しいの買って教えようかなって」
アオイ「大丈夫ですか？」
しのぶ「勿論、大丈夫ですよ」
A「良かったね」
しのぶ「如月さんは前の世界でなんの仕事されてたんですか？」
A「んー、料理作ってたよ」
しのぶ「だからこんなに美味しいんですね」
カナヲ「…凄くおいしい」
A「ありがとう、カナヲさん」
しのぶ「私も今度料理してる所見てみたいです」
A「いや、いいんだけど、私和食メインじゃないから」
しのぶ「和食？」
A「和食、洋食、中華っていう感じで大まかに分けられてるんだけど、って言っても分かんないか」
しのぶ「すみません」
A「いいよいいよ！私はその中でも洋食だったから、今度作ってあげるよ！」
しのぶ「いいんですか？」
A「仕込みがかなりかかると思うけど、その代わり手伝ってよ？」
しのぶ「…私でも出来るでしょうか？」
A「その時はアオイさんに頼むよ」
アオイ「分かりました」
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天霧(プロフ) - 大切な人だから悲しませたくない。だからあんな事を言って距離を置いた。確かに、夢主はこの世界の住人じゃないいずれ死んでしまう…。その事を分かっていても離れたくないしのぶさん…。辛いですね。早く寄りを戻して欲しいですね (2022年1月31日 16時) (
レス) @page40 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 続きがとても気になります。次の更新待ってます！ (2022年1月28日 12時) (レス) @page38 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にーと。 | 作成日時：2021年12月19日 3時
