満タン ページ18
．
「わたしね、」
台本を握ってるテヨンさんの手、
大好きな大きな手、
その手を自分の手と握り合わせる。
「わたし、一人で髪結べない…
最近ようやく簡単なポニーテールとかは
自力でできるようになったけど、
お団子とかできないの…
あとね、髪も一人で満足に巻けないの…」
きっと、
日常的なことを伝えた方がいいんだと思った。
テヨンさんがわたしに対して
尽くしてくれようとしてるなら
わたしもそれに応えるべきだから。
テヨンさんが
握った手をぎゅうって握り締めてくれる。
『… 僕、できる』
わたしの手をにぎにぎしてくるから
ハンバーグのお肉でもこねてるみたいになってるよ…
「ん〜！ でしょ？」
パァア！って顔が晴れたテヨンさん
『じゃあ、 じゃあ！
今度、Aが僕のとこから出勤するとき
僕が髪の毛やるね、！』
「え〜 ほんとに？ やってくれるの？」
『当たり前でしょ〜？ ふふん、』
これで、気は治ったかな…？
．
．
『Aは僕がいないと
自分で髪の毛できないんだもんね？』
わたしの髪の毛を自分の指にくるくる巻き付けて、
解いて、？ 抜いて、？
くるくるになったわたしの髪の毛にキスをして、
それが終わったら
鼻にキスしてくるから、
擽ったくて顔を逸らしそうになった。
甘くて、夢みたい。
「うん…
テヨンさんにやってもらわなきゃできないや…」
『ふふ、知ってた』
お願いだから誰かの心に
わたし達が作った歌が届いてほしい。
何かが変わってほしいの。
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39991933(プロフ) - リュイさん» リュイさんメリークリスマス🎄🎁 いつもありがとうございます🙇🏻♀️ テヨンさんもっと可愛くしましょうね！を飲み終わりのサンタさん（作者）にお願いしておきますね🤶🏻 亀更新すみません！ (2021年12月25日 0時) (
レス) id: 186f3e773d (このIDを非表示/違反報告)
リュイ - てよんさんが可愛い…！と一人で悶えております。 (2021年12月24日 19時) (レス) @page16 id: 2183f1b6e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：39991933
| 作成日時：2021年11月30日 7時
