自分らしく…。【48-フォーエイト】

.15. 手紙の内容 ページ19

こたつside


ユトに辛い思いをさせるのは避けたい…

けど、手紙の内容はさすがに確認しといたほうがええよな、、？


こ「ユトは嫌だと思うんやけどさ、手紙の内容一応確認したほうがいいかなと思うんやけど…。」

タ「それは言えてるわ」

音「ユト大丈夫？」

ユ「大丈夫…。嫌だけど、確認したほうがいいのはたしかだから、大丈夫、みんなと一緒にいるし…」

あ「あみかユトちゃんとぎゅーして手紙見ます！」

ユ「ありがとな！」

こ「じゃあ開けるで？」



――――――

なんで最近家に帰ってこないの？

心配だよ。

明日迎えに行くね

――――――――


たったこれだけやった。

でもこの数行にヤバさが詰め込まれてる。


ユ「あ、した………？」


一気に血の気が引いていくのが分かった。

それでも、今はユトが最優先。


音「鳥肌やっば…」

ゑ「きも……」

ユ「……。」

タ「ユト……」

こ「大丈夫や、俺らが守る」

ア「そうそう！俺らおれば最強っすよ」

わ「っていうかここまで来るって、度胸だけはありそうっすねw」


皆、この場を明るくしようと必死になっとる。

でも、、

ユトの目に光はない。


e「音ちゃんとユトは別室で休んどいで」

音「え、、？」

e「辛そうやもん。
音ちゃんの推しやしね。私らに相談する前から音ちゃんは聞いてたんやろ？余計よな。
あみかも休んでくる？大丈夫？」


ennちゃんはほんとに視野広いなぁ。


あ「あっ、私大丈夫です！鳥肌はすごかったですけど、みんなと一緒に作戦会議したいです！」

音「あ、、じゃあ…そうするわ
ユト…？大丈夫？」

ユ「あ、え、ごめん…。
なんの話だっけ…？」

音「俺とユトで別室で休んでおいでって」

ユ「いいの、、？」

e「おん、休んでき」

ユ「ありがと」


ユトは全身に力が入ってないように、少しフラフラしながら立ちあがった。

音ちゃんも、大丈夫かって聞かれたら大丈夫ではなさそうやったけど、なんとかユトを支えながら部屋を出ていった。

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