自分らしく…。【48-フォーエイト】

.23. 優しさに触れる ページ28

ユトside


こ「ユト、もう今日は帰りな」

ユ「え…？」


しばらく涙を止められないでいると、口を開いたこっちゃん


こ「俺らもちょっと片付けたらすぐ帰るけどさ、ユト先に帰りな。
そんで、明日1日しっかり休んで、明後日からまた動画撮ろう」

ア「ユト疲れただろうし、片付けは俺らに任せてゆっくり休み！」

ゑ「もう家におっても怖くないしな！！」

ユ「ありがとう…」


たしかに、一刻も早くゆっくり休みたいのは事実。

だけど、なんか一人は寂しいというか、誰かと一緒にいたいというか…。

……なんて、子供っぽくて嫌やけど。


こ「そうやな、音ちゃんあたりがいいかな。
ユトの傍にいてあげて」

音「俺ですか？」

タ「最初にユトが頼ったのも音ちゃんだし、適任だと思うよ！」

e「ユトはそれで平気？それとも1人がええ？」

ユ「あ、音ちゃんにお願いしたい…」


こっちゃんの気遣いだろうか。それとも、俺の表情で察したのだろうか。

どちらにせよ、本当に出来るリーダーだと思う。


こ「よっしゃ！じゃあ2人とも気をつけてな。
また明後日！」

わ「ユトは明後日無理しちゃだめやで？」

あ「元気になるまで待ってますから！」

ユ「うん、ありがと」


お先に帰らせてもらって、音ちゃんと一緒に俺の家に向かう。

音ちゃんは今日泊まってくれるらしい。

今回は本当に皆の優しさに救われた……。

1人だったらって思うと怖くて堪らない。

仲間って大切なんだな………




―――――――
お待たせしました！！！！

.24. 2人の気持ち→←作者より

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