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.08. ページ12

りょうside

シルクの呼吸が少し荒いことに気づいて過呼吸かと勘づきメンバーに指示した。

でも原因はなんだ?

あの話の流れ的に原因はある。

思い出せ、会話を。




あっ…

アイロンかっ!!

り「俺アイロン片してくる!」



あなたside

りょうさんが勘づいてくれたらしくメンバーに指示したり自分から積極的に動いてくれてすごくありがたい。

「お兄ちゃん、一緒にゆっくり深呼吸しよ
すぅーはぁー」

シ「ハァハァッ すぅー ハッハァッ はぁっ ハァハァッ」

ン「大丈夫大丈夫」

「その調子!もう1回」

シ「すうー ハッ はぁー」

「おっけー、落ち着いてきたね。深呼吸はもういいけど呼吸焦んないでゆっくりね」

シ「ん、さんきゅ…」

て「あ、水。ここにあるよ!」

「ありがとうございます
はいお兄ちゃん、水飲んで」

シ「ありがと。
てつやもサンキューな」

すぐ落ち着いてよかった。

し「もう大丈夫?」

と「何で過呼吸(?)になったのかは聞いちゃまずいか…?」

シ「上裸になるからそれ見て察してくれるとありがたい」

ン「大丈夫なの!?」

お兄ちゃんは静かにうなづいてシャツを脱いだ。

シ「Aはこれに痣の数増やしたような感じだから」

て「辛いだろうからもういいよ。
コラボ動画は内容変えてまた撮ろうぜ」

シ「ありがとう」

私は過呼吸になったあと、決まって悪夢をみたりフラッシュバックしたりするけど。

そういうこと、なければいいけど。

でもそのつらさを知っててお兄ちゃんを支えられるのは私だけだからもしあってもしっかりしないと。

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作者名:紫伊那
作成日時:2018年8月4日 23時

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