7話 ページ8
───
翌日、一年担当の先生は1年の元へ。
他の先生も他学年の授業へ向かった。
そのため今職員室にいるのはマルバス先生と俺だけ。
エイト先生は警備中。
「なんでマルバス先生だけ残ってるんですか?」
「何故か……今日は授業をしたらダメと言われまして……。新しい拷問道具紹介したかったのに……」
そう言いながらマルバス先生はこっちを見た。
「絶ッッッ対に嫌ですよ」
「まだ何も言ってませんけど!?」
「その目は人間である俺を実験台にしてやろうって目ですよね?忘れたとは言わせないですよ!俺が人間だと知った瞬間拷問道具大量に持ってきたことを!!」
マルバス・マーチ。コイツも俺を人間だと知る人物。
というか、マルバス先生より前に教師になった奴らには大体言っている。
知らないのは多分女性勢とオリアス先生、んで新任のロビン先生くらいだろう。
他は多分全員知ってる。
「だってだって!人間が目の前にいたら悪魔と何が違うのか気になるじゃないですか!!」
「だからって拷問道具持ってきます!?」
「他の先生たちの欲が無さすぎるんですよ!!」
それはあり得るかもしれない。
マルバス先生以外で欲を出てたのはツムル先生ぐらいか。
なんかめっちゃ質問された。
「リン先生、警備交代です」
「あ、リョーカイです。エイト先生、マルバス先生みたいになったらダメですよ」
「??分かりました……」
191人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さくら - めちゃくちゃ面白いです!更新待ってます! (5月9日 14時) (レス) @page16 id: 9121602128 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 更新楽しみにしています!! (4月3日 14時) (レス) @page16 id: 5846a461b9 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶有希(プロフ) - 最高です!すごい好きな作品です!続きを楽しみに待ってます! (10月9日 8時) (レス) @page14 id: 0f754ca859 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:櫻葉 | 作者ホームページ:
作成日時:2023年8月8日 19時