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13話 ページ14

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翌日、目を覚ますと顔色の悪いダリが横で寝ていた。

結局部屋戻らなかったのか。

昨日はあまり飲んでいない俺の方が先に寝てしまった。

部屋の電気もついてるし……こいつ後で殴っとこ。


「おいダリ、起きろ。遅刻すんぞ」

「うぇ……気持ち悪い。立てない」

「さっさと立て、この野郎」


俺はダリの肩を揺らした。

すると驚いた顔で俺の顔を見た。


「……なんで僕Aの部屋で寝てるの!?」

「俺が聞きてぇわ」


取り敢えず、昨日俺に迷惑をかけた分。

部屋を散らかした分。

電気をつけっぱにして寝た分の怒りを込めて一発殴った。


「ったァ……!!何!?」

「自分で考えろ。一発だけにした俺を褒めて欲しいね」


ダリは昨日の行いを思い出したのか、顔を一瞬赤くして俯いた。


「はぁ……兎に角、さっさと着替えようぜ。時間ねぇし」

「そうだね!いやぁ〜Aが僕より早く起きるなんて何年ぶりだろ!」


何事も無かったかのように振舞っているが、耳が真っ赤だった。

しかも内心かなり動揺している様でネクタイが全然巻けてなかった。


「ったく……じっとしとけ。巻いてやるから」

「……本当ごめん」

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さくら - めちゃくちゃ面白いです!更新待ってます! (5月9日 14時) (レス) @page16 id: 9121602128 (このIDを非表示/違反報告)
- 更新楽しみにしています!! (4月3日 14時) (レス) @page16 id: 5846a461b9 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶有希(プロフ) - 最高です!すごい好きな作品です!続きを楽しみに待ってます! (10月9日 8時) (レス) @page14 id: 0f754ca859 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:櫻葉 | 作者ホームページ:   
作成日時:2023年8月8日 19時

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