10話 ページ11
───
放課後、理事長の家に来た俺はインターホンを鳴らし……
たかったが、どこにあるのか分からなかったため門の前で叫ぶことにした。
「すみませーん！リン・Aでーす！」
結構失礼なことをしているのは分かっている。
叫んだ数分後、理事長のSDであるオペラさんが迎えに来てくれた。
「叫ぶ必要など無かったのですが」
「スミマセン」
家の中に入ると、理事長とイルマが待っていた。
「サリバン様、リン先生をお連れしました」
「ありがとう、オペラ。そしてリンくん、ようこそ」
「そんなにもてなさなくても大丈夫ですよ。俺はただの教師にしか過ぎないので」
イルマ、思ってたより普通の子だな。
もっとガタイのいいイカつい感じのやつかと思った。
「あ、あの！初めまして！僕イルマです！」
「リン・Aだ。好きなように呼んでくれて構わねぇよ」
「じゃあ……A先生で！」
元気いいな。緊張してるだけか？
「じゃあイルマくん、僕とオペラはしばらく家を空けるからリンくんとお話しててね」
「分かった。おじいちゃん」
わお、あの理事長をおじいちゃん呼ばわり……。
孫だから当たり前か。
「A先生、僕の部屋に案内するね」
「ありがとう。理事長、オペラさん、二人がいない間イルマは俺が守りますから安心して出掛けてください」
理事長とオペラさんは安心した様子で家を出た。
さて……イルマと何を話そうか。
俺ネタ何一つ持ってねぇんだよな……
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さくら - めちゃくちゃ面白いです！更新待ってます！ (5月9日 14時) (
レス) @page16 id: 9121602128 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 更新楽しみにしています！！ (4月3日 14時) (レス) @page16 id: 5846a461b9 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶有希(プロフ) - 最高です！すごい好きな作品です！続きを楽しみに待ってます！ (10月9日 8時) (レス) @page14 id: 0f754ca859 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻葉 | 作者ホームページ：
作成日時：2023年8月8日 19時
