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1＿序章 ページ2
家庭に恵まれ
友好関係にも恵まれ
勉強はそこそこ出来たし
運動だって出来ないことはあったけど一応人並み。
周りからは「悩みなんてなさそうだね」
と、よく言われた。
実際はどうだろう。
もう疲れてしまったのである。
周りができている分私もしっかりしないと
周りの期待に応えていい子でいないと
そう思えば思うほど
息をするのが辛くなる。
でも,生まれてきたことに後悔はしてない。
だって私が私に生まれてこなかったら
貴方達には出会えなかったかもしれない。
貴方達がいない生活なんて
価値がないとさえ
そんなベタなことさえ言えてしまうほど
貴方達に出会えて幸せだと思っている。
今の仕事だって貴方達に出会えたから
見つけられたも同然。
もう,私の生活の一部となっている。
続く
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作者名：だいこん | 作成日時：2020年7月24日 21時
