囚われた少年✿ツイステ (ページ9)

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友達「A！あ……ぼ!!」

友達「こ……前………あ…さ〜！」

友達「ずっ…………友……だ……な!!」

母「今…………の…………は……好きな……よ!!」

母「気…………てね！」

言葉が濁ってよく聞こえない。懐かしい感じがする

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朝ーーー

最近よく夢を見る。けど、顔はボヤけてるし言葉は濁ってるしよく分からない

だけど、懐かしい。どこか懐かしい
いつも夢を見たあと目が覚めると泣いている。何か関係あるのかな……？

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学校ーーー図書館

図書館は静かだし落ち着くから好き。僕の実家のようなもん(？)

僕は適当に気になった方を2冊ほど選んで席に座る

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数時間後ーーー

「ん〜〜！」

僕は伸びをする。本っていいけどめっちゃ疲れる
時計に目をやると気づかないうちに時間がめっちゃ過ぎていた

2冊選んだけど1冊の途中までしか読めなかったな……この本はどっちかって言うとミステリー系？
ミステリー系が1番好きかな

なんて、余韻に浸っているとふと黒い羽が視界に入った。目の前を見てみると

「学園長、!?!?」

学園長「図書館では静かに!!!!」

「す、すみません…………」

学園長の方がうるさいなんて言ったらめんどくさそうだからやめた。

「い、いつから……」

学園長「随分前からですかねぇ……全く気づかないもんですから!!」

「集中してて気づきませんでした……」

学園長「そんなに面白かったですか？」

「ま、まぁ」

学園長「どんな内容が聞いても？」

「んーと、ある女の子が居てその子は急に異世界に連れ去られて逃げられないみたいな……ミステリー系とは違うかもですがそんな感じのです！まだ最後まで読み切れてないので分かりませんが……」

学園長「ほう………………」

「学園長も本読むんですか？」

学園長「読みますよ!!」

「へぇ…………」

学園長「ちなみにそろそろ下校時間ですよ!!」

「そんなに!?」

学園長「えぇ！」

「すみません！急ぎます!!」