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学校ーーー廊下
学園長室に行きたいけど、どこ────？
「グリム分かる？」
グリム「俺様も分かんねぇんだゾ」
「ここにある感じはするけど…………あ！あれじゃない？」
グリム「お前意外とやるんだゾ!!」
「でしょ!?」
僕の勘は間違っていない!!
コンコン──────────
「学園長ー！」
学園長「なんですか…………ってどうしたんですか!?」
「色々と…………それで体操着を貰ってこいとクルーウェル先生に言われたので」
学園長「なるほどです……取り敢えず入ってください」
グリム「失礼するんだゾ〜!!」
・
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「制服乾くのに時間かかりますよね……」
学園長「それなら着替えてる間に乾かしときましたよ」
「え!?」
と、制服を見てみると綺麗に乾いていた
「お、おぉ………………」
魔法って便利
学園長「さ！飛行術頑張ってくださいね!!」
「ありがとうございます！」
グリム「子分早く行くんだゾ〜!!」
「失礼しました!!」
学園長「はい！」
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飛行術ーーー
僕は魔法が使えないから見るだけ。空飛べるなんて夢のような話だよ……僕も飛びたい……!!!!
ラギー「Aくん!!」
「えと…………ラギー先輩？」
ラギー「そうっッス!!」
「でも、2年生なんじゃ？」
ラギー「合同授業ッスよ!!」
「な、なるほど……」
ラギー「Aくんも空飛んでみたいッスか？」
「できるのなら飛びたいです……!!」
ラギー「じゃあ、オレの後ろ乗っていいッスよ!!」
「いいんですか!?」
ラギー「いいッスよ！暇そうにしてるんでね！」
「ありがとうございます!!」
ラギー「じゃ！行くッスよ〜!!」
「ぉわッ!!」
箒は一気に空へ高く飛んだ
ラギー「ちゃんと掴まっといてくださいね！」
「ど、どこにですか!?」
箒なんて細いから掴まる場所なんてない!!
ラギー「オレに掴まっといてください！」
「ちょ、ちょっと待ってください!?」
これ、落ちたらシャレにならないレベルで高いよ!?ラギー先輩は容赦なく飛ぶ
ラギー「空はどうッスか？」
「た、高いです!!!!」
もう二度とやりたくない
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作者名：水無瀬 | 作成日時：2023年1月11日 2時
