囚われた少年✿ツイステ (ページ3)

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「ん……………………ッ」

目が覚めると知らない場所に居た。起き上がると頭がズキズキして痛い

学園長「おはようございます、Aくん」

「学園長」

あれ、？学園長…………？口が勝手に動いた……
知らないはずなのに、分かる……何が起きてるの？

「僕…………なにが……」

学園長「急に倒れるもんですからびっくりしましたよ!!!!心臓に悪いですねぇもう…………」

「あの…………ここ、は？」

学園長「………………もしかして寝ぼけてます？」

「え…………？」

学園長「貴方が通っている学校、ナイトレイブンカレッジですよ!?記憶喪失かなんかですか……？」

「ナイトレイブン、カレッジ…………」

学園長「思い出しましたか？」

「で、も、僕…………確か森に……」

微かな記憶だが覚えている。本当にうっすらとしか思い出せないが

学園長「ん〜…………どこかぶつけてしまったのでしょうか…………少し目を瞑って頂けますか？」

「は、はい……」

素直に目を瞑る。するとキラン、と音が鳴った気がした

学園長「開けていいですよ!!どうですか？思い出せそうですか？」

「そう言われると…………思い出してきました……」

何故か不思議と次々思い出せる。先生の名前も友達の名前もこの世界のことも

学園長「それは良かったです!!本当に思い出せないなど言われたらどうしようかと…………」

「夢、、でも見てたみたいです……」

学園長「まぁ！思い出せたのなら一安心です!!少しここで待っていてくださいね〜！」

「は、はい！」

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学園長side

はぁ〜〜〜…………さすがの私も焦りましたね
記憶を消す魔法をかけたはずなのに効きが悪かったのでしょうか？

まぁでも！結果上手くいったようで良かったです!!
あちらの世界の記憶を思い出されては困りますからね…………

やっと見つけて捕まえれた゛獲物゛ですから、そう簡単に逃がす訳にはいきません

まぁ…………万が一思い出したとしてもあちらの世界へ帰る方法なんてありません。その時は、閉じ込めてあげましょう!!!!あぁ、なんて優しいのでしょう!!

ゆっくりと優しく堕としていってあげますから、安心してくださいね…………♡