12話 お館様-後編- ページ17
「____________
すまなかったね________」
女たちが部屋を出たのを確認すると、
親方様はそう言って目を伏せた
優しそうな、
とても、悲しさそうな声…
「親方様に責任はありません、
私はただ、ただ無一郎のそばにいたいと、
有一郎の仇を討ちたいと____
こんな悲しみを他の誰かに抱かせたくないと思ったか
ら_______」
私は、思いをそのまま打ち明けた。
「ありがとう、A。
私も、もう千年も続く
この悲しみの連鎖に終焉をもたらしたい。
いずれ君にも話す、鬼舞辻という男を、なんとしても
打たなければならない。
見ての通り、私は病弱で一人では何もできない非力
な人間だ。だか、私には、君たちの力が必要不可欠
なのだ。
どうか、無一郎や、人のために________」
命を賭して…か…
そんなの当たり前だ。私はもう決めた。
もう決めたんだ。
「御意」
不思議と私は縦膝になり、床に手をつき頭を垂れて
いた。
礼儀なんて知らない私でさえ、このお方には礼を
尽くすべきであると、身体が勝手に反応した。
しかし、不思議と圧迫感や不快感は全くなかった___
「頼んだよ______A」
.
.
その後、親方様は、改めて無一郎の現状や、
私と無一郎の今後についてお話ししてくださった。
結果、
私と無一郎は(彼の怪我が治ったのち)
鬼殺隊を目指す間
「育手」と呼ばれる方のもとへ預けられることと
なった_______
________________________________________
更新が大変遅くなり申し訳ございません!
やっと地元の地域も回復してまいりました(^^)
次回以降「育手」が登場いたします。
完全オリジナルでお話を展開させていく予定です。
今後ともよろしくお願いいたします!
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澪(プロフ) - 匿名な鬼殺隊員さん» ありがとうございます!直しておきますm(__)m (2019年10月21日 7時) (レス) id: 17e86f282f (このIDを非表示/違反報告)
匿名な鬼殺隊員 - 設定キーワードの所の漢字が時任になってますよ〜ただしくは時透だと思います〜 (2019年10月21日 2時) (レス) id: 3f11779d5f (このIDを非表示/違反報告)
澪(プロフ) - むい君ラブさん» むい君ラブさん暖かいコメントありがとうございます!本日更新予定ですので今後ともどうぞよろしくお願いします!! (2019年10月18日 18時) (レス) id: 17e86f282f (このIDを非表示/違反報告)
むい君ラブ - 面白いです!再新待ってます!!頑張ってください!! (2019年10月17日 22時) (レス) id: 8bf3196fdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:澪 | 作成日時:2019年10月8日 10時