144話 side syao ページ2
警備合宿が終わったあと、4人で夏祭りに行くことになった
「流石に10人で行くわけにもいかんかったからなあ去年までは」
「せやね〜流石に多すぎて統率とれんやろうな」
さっき、Aちゃんとロボロと3人で歩きながらそんな話をした
4人になって物足りなさはあるけど、こういう面では4人の方が良いと思う
Aちゃん、どんな服来てくるんやろ
着替えながらそんなことを考えていた
＊
待ち合わせ場所の駅に着いたのは、集合時間の少し前だった
ロボロとAちゃんが来た
Aちゃんは涼しげな白のワンピースに水色の薄いカーディガンを羽織って、肩からポシェットを下げて少しヒールのあるサンダルを履いていた
肩まである髪は、耳にかけられて色つきの細いピンで留められていた
「Aちゃんの私服めっちゃ可愛いやん！」
「そ、そうかな？ありがと」
俺の言葉に照れたようにはにかむ
ああ、早くゾムに見せてやりたい
「俺、途中からAと一緒に歩いとったんやけど、まじで周りの視線痛かったわ､､､」
「そりゃ明らかに釣り合わへんやろ、ホビットやし」
「やかましいわ！」
こんな可愛い子が隣歩いとったら視線気になるやろうなあやっぱり
ゾムには似合いそうやけど
「あ、ゾム」
「お、やっと来たか！ゾムー！こっちやぞー！」
Aちゃんが指さした方を見ると、ゾムがこっちに歩いてくるのが見えた
場所を知らせるために叫ぶと、焦ったように走ってくる
「お前！こんな人めっちゃ居る所で叫ぶなや！」
「はあ？そんなちっちゃいこと気にすんなって！それより見てや！Aちゃんめっちゃ可愛いやろ！？」
何故か怒られたが、気にせずAちゃんの私服を見せる
予想通り、ゾムは照れたように「おお、可愛ええやん」と呟く
Aちゃんも、また照れたように笑っていた
この光景、前にも見た気がする
「じゃあ、行こっか」
「よ〜し、色んなもの食べるぞ〜」
「よ〜し、シャオロンに色んなもの食わせたるぞ〜」
「それはまじでやめてくれゾム」
さっそく先行きが不安になったが、4人で祭りの会場に向かった
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岡崎 響(プロフ) - きっくんさん» 初コメありがとうございます！そのような言葉を頂けると本当に励みになります…!!(嬉)これからの番外編もよろしくお願いします！ (2017年9月28日 6時) (
レス) id: cbd4920d57 (このIDを非表示/違反報告)
岡崎 響(プロフ) - 柚杜さん» ここまで読んで頂き、ありがとうございます！！番外編も楽しんでもらえるように頑張ります！ (2017年9月28日 6時) (レス) id: cbd4920d57 (このIDを非表示/違反報告)
きっくん(プロフ) - 本編完結おめでとうございます！そして、初コメ失礼します。ずっと読ませていただいていて、とても面白く、こんな文章を書けるようになりたいなぁとずっと思ってました！お疲れ様でした、そして番外編楽しみにしてます！ (2017年9月28日 0時) (レス) id: 236ac4ced7 (このIDを非表示/違反報告)
柚杜(プロフ) - 完結、おめでとうございます！読んでいくうちにどんどん引き込まれていって、毎回更新されるたびに読みに来てました！番外編も楽しみに待ってますね！ (2017年9月28日 0時) (レス) id: 7d9db6dc60 (このIDを非表示/違反報告)
岡崎 響(プロフ) - 奈希さん» ありがとうございます…!!更新止めてしまってすみませんでした…(泣)どうか完結までよろしくお願い致します！ (2017年9月17日 10時) (レス) id: cbd4920d57 (このIDを非表示/違反報告)
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