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「今日は買い出し付き合ってくれてありがとう」
「ええんやで、こういうのも夫婦っぽいやん」
「まだ結婚してないけどね」
「もうしたようなもんやろ」
帰り道、2人で閑散とした道路を歩きながら辺りを見回してみる
すっかり廃れてしまった街並み
シャッターが降りている店も多く、道路も整備されていない状態
いつ戦争が再び起きるかわからない中で、この街は時が止まったように静かで
相変わらず空も暗かった
「何でずっと曇ったままなんだろうね」
「晴れたところなんかもうしばらく見てへんな」
この街の状況を表しているかのような空模様
そして突然響いたのは
「え、爆発!?」
「遠いけど､､危ないな。はよ帰ろうか」
重い荷物を持ちながらも出来るだけ早く走る
見回りに行った皆は大丈夫だろうか
家に帰るとひとらんが焦ったように飛び出してきた
「さっきの音､､いま休戦中じゃなかったの!?」
「わからへん､､仕掛けられたかもしれんな。不可侵破るようなもんやろ」
2人が話している間、誰かが怪我をして帰った時のために救急箱を用意して待つ
皆が帰ってきたのは1時間後
「まさかこのタイミングで仕掛けてくるとはなあ」
「本格的に始まるんやろうか」
「そろそろ始まるかもしれんな」
ゾム、シャオちゃん、ロボロ
皆 再戦のことを考えているみたいだった
平和な日々は今日で終わり
これからはまた争いに塗れた毎日が始まるのか
「皆、危なくなったらすぐ戻ってきて」
「ああ、すまんな」
グルちゃんが一言言うと、皆も頷く
この後の攻撃に備えて出て行った皆の背中を眺める
どんどん小さくなる姿を見ながら、無事に帰ってきてくれますように
手を合わせて祈る
空を見上げると、さっきよりも空が暗い気がした
その色は私の不安を駆り立てるには十分過ぎて、心にモヤが広がるような感覚に襲われた
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岡崎 響(プロフ) - ゆるゆるるるるさん» コメントありがとうございます！読者様が感動するような話を書きたかったのでそのような感想を頂けて本当に嬉しいです…!! (2017年8月30日 7時) (
レス) id: cbd4920d57 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるゆるるるる(プロフ) - 涙ボロボロです…休憩時間に読むべきじゃない……感動しました (2017年8月29日 18時) (レス) id: 61eed14801 (このIDを非表示/違反報告)
捨てられた寝ぇ猫(∂ω∂)♪ - <元寝ぇ猫♪ですー、あのあと目が腫れてしまいました^^:wそれほどまでに貴方のこの作品は美しく素晴らしかったです、実は小説で泣いたのは初めてですー長くでごめんなさい、、 (2017年4月29日 11時) (レス) id: 308487bf5b (このIDを非表示/違反報告)
ほのもえ♪@常日頃催眠不族民(プロフ) - 岡崎 響さん» はい！銃で何かを撃つ系のやつ、wrwrd!以外何故か飽きるんですよ…← (2017年4月3日 22時) (レス) id: 94d9874708 (このIDを非表示/違反報告)
岡崎 響(プロフ) - 寝ぇ猫♪さん» 読んでくださりありがとうございます！目は…大丈夫でしょうか…?(震え) (2017年4月3日 21時) (レス) id: cbd4920d57 (このIDを非表示/違反報告)
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