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「ロボロと二人きりって意外と初めて？」
「せやなあ、初めてやわ」
翌日、皆が見回りに行き 家には私とロボロだけ
あ、せっかくだからロボロに頼もうかな
「ちょっと大先生に嫉妬させてみたいから手伝ってくれない？」
「え、俺？俺やったら意外過ぎて嫉妬せえへんちゃう？」
「意外だからこそ嫉妬すると思うの、だから大丈夫！」
親指を立てて満面の笑みを返すと、ロボロは「そういうもんかあ」と楽しそうに笑った
「今日の一日ですごい仲良くなったことにしよ？」
「ええなあ、大先生が嫉妬したとこ見たいわあ」
そして、私とロボロの作戦が始まった
作戦の内容は至って簡単
とりあえず大先生に私達が仲良くしてるところを見せつける
昨日の今日だと不自然かもしれないけど、二人きりで話してみたら凄く話が合ったということにすれば問題ない
まあ大先生がその程度で嫉妬するかはわからないけど多分いけるだろう
「じゃあまず､､映画はどんなのが好き？」
「うーん、そうやなあ､､」
と、ネタを作るために話し始めた私達だったが
「え、ほんとに!?私それ凄い好き！」
「ほんま!?俺あの映画三回くらい見たんやけどさ、見るたびに新しい楽しさがあるんよ！」
「そう！わかる！私も昔に見たんだけどあれは一回じゃ見足りないよね！」
意外にも、本当に趣味が合ってしまった
もちろんその後も皆が帰ってくるまでずっと好きな映画を語り合う
家族から無いものとして扱われていた時に暇潰しに映画を沢山見たことがこんなところで役立つとは
ああ、映画好きになって良かったな
こんなふうに誰かと共有出来るなんて
.
「ただいま〜」
「あ、おかえり〜。それで、あの映画も──」
「俺もそれ好きやで！主人公が──」
皆が帰ってきてもまだ話足りず、夕食を食卓に準備するときも片付ける時もロボロと話していた
「いや〜ほんまに嬉しいわ、こんなに話し合うと思ってへんかったもん」
「私も嬉しい！いくらでも話せるよね〜」
そういえば、何かを忘れている気がするけど一体なんだっけ
まあいいか、
今日は寝る直前までロボロと話していたいなあ、なんて考えていたからどうして映画の話になったかなんて全部忘れていた
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岡崎 響(プロフ) - ゆるゆるるるるさん» コメントありがとうございます！読者様が感動するような話を書きたかったのでそのような感想を頂けて本当に嬉しいです…!! (2017年8月30日 7時) (
レス) id: cbd4920d57 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるゆるるるる(プロフ) - 涙ボロボロです…休憩時間に読むべきじゃない……感動しました (2017年8月29日 18時) (レス) id: 61eed14801 (このIDを非表示/違反報告)
捨てられた寝ぇ猫(∂ω∂)♪ - <元寝ぇ猫♪ですー、あのあと目が腫れてしまいました^^:wそれほどまでに貴方のこの作品は美しく素晴らしかったです、実は小説で泣いたのは初めてですー長くでごめんなさい、、 (2017年4月29日 11時) (レス) id: 308487bf5b (このIDを非表示/違反報告)
ほのもえ♪@常日頃催眠不族民(プロフ) - 岡崎 響さん» はい！銃で何かを撃つ系のやつ、wrwrd!以外何故か飽きるんですよ…← (2017年4月3日 22時) (レス) id: 94d9874708 (このIDを非表示/違反報告)
岡崎 響(プロフ) - 寝ぇ猫♪さん» 読んでくださりありがとうございます！目は…大丈夫でしょうか…?(震え) (2017年4月3日 21時) (レス) id: cbd4920d57 (このIDを非表示/違反報告)
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