10話 side 0 ページ12
「今日の見回りはAグループが担当する。それ以外の者は勉強なり世話話なり、することは自由だからな」
グルッペンさんは主に私に向けてそう言った
Aグループの3人が出て行ったあと、最初に口を開いたのは鬱先生
「Aちゃんは中学どこなん？話し方的に関西じゃないのは分かるんやけど」
「関東の､､中学校です」
先程部員全員と自己紹介をして呼び方は把握した
でも実際に面と向かって呼べるかはわからないし話し方もオドオドとしてしまう
「あ、そうなの？俺も関東なんだよね〜。なんか関西の方言って個性的だから生で聞くと凄いよね」
「ひとらんも高校に上がるときにこっち来たんやで、去年は俺と同じクラスやってん」
鬱先生との話を聞いていたひとらんさんとコネシマさんも話に加わる
「最初に話したのがコネシマだったから皆うるさいのかと思ったけどな〜」
「どういうことやねんそれ！俺のどこがうるさいねん！」
「そういうとこやでシッマ」
「精神年齢小学生やもんな」
ゾム君とシャオロン君に散々言われるコネシマさん
警備部は皆中学からの知り合いなだけあって仲良しだな
私はその光景をただ眺めていた
コネシマさんに会うのは少し不安だったけど部室に入るなり「入部決めたん！？」なんて明るく接してくれて良かった
勝手に不安だと思ってただけだったんだ
「なあAちゃん？つまんなさそうやけど大丈夫？」
楽しそうに笑っていた鬱先生が私に向き直って言う
本当はこの光景を見ているのが楽しいけれど、表では無表情なのだろう
「大丈夫ですよ」
そう言ってみても鬱先生は「うーん、それならええけど」と納得しない様子だった
「全然笑わないから楽しくないのかなって思っちゃった〜」
「おいおい、お前言っていいことと悪いことくらいわかるやろ。まだ慣れてないねん、そんなこと言うなや」
「えっ、別に変なこと聞いてないと思うんやけどなあ」
苦笑する鬱先生にコネシマさんが声を発してくれる
きっと、公園でのことを思って庇ってくれたんだろうな
優しい人だな
「大体お前の話なんかおもろないねん！」
「はあ！？今の発言は心外やぞシッマ！」
でも、このいつものやり取りも変わってはいなかった
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レナ - 頑張ってください！番外編絶対見ます！トンシャオロボロ楽しみですううう！！ (2017年10月9日 8時) (
レス) id: d79a58f128 (このIDを非表示/違反報告)
岡崎 響(プロフ) - レナさん» ああありがとうございます!!読み返して頂けているとは……(号泣) 文才も語彙力もまだまだ成長していきたいです！どうか番外編も見てやって下さい…*_ _) 長文大歓迎ですよー！^^* (2017年10月7日 8時) (レス) id: cbd4920d57 (このIDを非表示/違反報告)
レナ - 1話から読み返しに戻って来た者です。やっぱり読んでいると、貴方様の文才、語彙力がすごいことすごいこと…！遅れましたが、本編完結おめでとうございます！これからも頑張ってください！長文失礼いたしました！ (2017年10月6日 8時) (レス) id: d79a58f128 (このIDを非表示/違反報告)
サラ男。(プロフ) - 岡崎 響さん» そうやって言ってくれるの嬉しい(;_;)まだ小説にしてないから全然大丈夫だよ！！がんばろー！ (2017年2月27日 12時) (レス) id: 610db604ae (このIDを非表示/違反報告)
岡崎 響(プロフ) - サラ男。さん» ↓タグつけるの忘れてた！返信遅れてごめんね!! (2017年2月27日 6時) (レス) id: cbd4920d57 (このIDを非表示/違反報告)
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