ハズレの棒が9本 ページ10
「聞いたよ？体育祭の実行委員なんでしょ？」
「余ってたのがそれくらいだったので」
「で？好きな人とかできてないの？」
「いないですね」
「醍醐味じゃない？応援団長に恋するとかさ」
ホークスはファンサもするからJKのノリが完全に染み付いている。
「応援団長だけはないです」
「ふーん」
ホークスが含みのある笑い方をした。
「休憩もそろそろ終わりですし、続きやりましょ」
「はい」
とにかく疲れる。
たくさん追っかけて、たくさん攻撃をいなして、いなしきれなくて羽が体を撫でていって。
合図がある頃には大体フラフラだ。
足を動かすのも億劫でしゃがんでいるこちらに対してホークスはとても余裕そうな表情をしている。
使ってる木刀を杖代わりに立つと
「おつかれさまー体育祭楽しみにしてるね」
とホークスは言ってそそくさと帰ってしまった。
「私たちも帰りますよ」
壬生さんはホークスが飛んでいくのを窓から見たあとこちらに言った。
「はい」
どうしても返事が変になってしまうのは多分疲れのせいなんだろう。
「木刀もいい感じに振り回せるようになりましたね。体幹が鍛えられている証拠です。そろそろ少し重ためにしてみますか？」
壬生さんがこちらに話しかけてきているが正直うとうとであまりきちんと話を聞いていなかった。
「えーあーそうですね」
何も考えず適当に返事をしてしまったが、とても眠たいので許して欲しい。
車の中でどれほど寝たのだろうか、みれば家の近所まで来ていた。
「もうすぐ家に着きます。早めに寝て体力を回復させてくださいね」
世間的には夏休みだが応援団員は明日も活動をするらしい。
本当に体力を少しでも回復させねば。
続く (更新停止中)
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ピザのシャトーブリアン(プロフ) - 優さん» すみません失念しておりました。すぐ改訂します (2022年7月28日 20時) (
レス) id: 4aadbda03c (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 失礼します。この作品は二次創作でありながらオリ/ジナル作品になっています。ルール違反なので、オリジ/ナルのタグをきちんと外していただくようお願いします。作品を作られる際はルールをよく確認されて下さい (2022年7月28日 20時) (レス) id: 09c503bb24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピザのシャトーブリアン | 作成日時：2022年7月28日 19時
