あれから、 ページ7
少女side
「なんてこともあったっすねー、」
あはは、と笑いながら言う"兄貴"。
「あのあと清水さんの胸板が気持ちよすぎてしばらく離れなかったんだっけ笑」
「そうそう笑、西田がっかりしてたよね笑」
と、酒を進めながら話すマサくんと祐希くん。
「あの時の西田すっごいおもろかったからな笑」
そう私を見ながら言う関さん。
いつの話してんだ。
人の家に上がり込んでぎゃあぎゃあと騒ぐ大人4人。
どうかと思うよ。
『兄貴、飲み過ぎだよ。明日休みでもさすがにやめときな、ね。皆も。』
そう私が言うと
「やっぱ、お前大人になったよなぁ.....、はぁ」
『ため息ついてんなよ。シツレーだな。』
こちとらまだピチピチの小6やぞ。
そう言うと、昔の方が可愛げがあったとか、喋り方も可愛かったとか野次ばかり飛んでくるので全員1発ずつ蹴っておいた。
「もうAと出会って3年後も経つんやなぁ.....」
「そうだな、Aもすっかり年頃の女の子だよ。」
いってえ、、と腰を擦りながら話を続ける兄貴とマサくん。
誰目線だよ。
そう。
何を隠そう。
皆が今まで見てきたのは3年前の私の物語だ。
今の私は小学六年生12歳の少女。
あれから、3年後の世界。
幼女から少女になった。
あの時はまだまだ子供だったし、舌っ足らずで兄貴のことは「おにーさん」などと呼んでいた。
しかし、私も人の目を気にする年頃で、
「おにーさん」呼びから「兄貴」にチェンジしたと言うことだ。
喋り方だって変えた。
というより、変わった。
周りに男しか居なかったから、つい、口調が男寄りになってしまうのだ。
まあ、そんなことは今度話すとして、
まずはこの酔っ払いどもの片付けだ。
いつの間にか寝てるし。
とは言ったが、久々のオフだと言っていたため起こすのは悪いかと思い、各自にブランケットをかけて空き缶の片付けに取り掛かった。
おまけ
五月雨A
12歳、小6
身長 152cm
好きな物は変わってない。
髪型はショートカットになり男の子っぽくなった。
西田有志(21)
A好きはまだまだ健在。
Aがいちばん!!!
柳田将洋(29)
A好きはまだまだ健在。
梅酒作りてぇな
石川祐希(25)
A大好き。
大人びても可愛いとこは変わってないなぁ
関田誠大(27)
あの時も可愛いけど今も可愛い。
うちに欲しい。
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せな - おもちさんのゆうじおにーさんとの物語と同じような小説をプリ小説のほうで作りたいのですがよろしいでしょうかもちろんでてくる人物も違いますし最初の一緒に住むところらへんを参考として小説を書きたいです無理なお願いかもしれませんがよろしくお願いします (3月10日 16時) (レス) @page30 id: 384143e175 (このIDを非表示/違反報告)
RIO - (お知らせの話)そうなんですか…ちょっと寂しいですけど確かに大変やと思うんで!他のも大変やのにいつもありがとうございました! (2021年11月4日 0時) (レス) @page30 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - RIOさん» ありがとうございます!そう!担ぐんですよ笑、二人も笑。面白く思っていただけて嬉しいです! (2021年10月29日 6時) (レス) id: 8a69192777 (このIDを非表示/違反報告)
RIO - あ、テストお疲れ様でした! (2021年10月28日 0時) (レス) id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
RIO - 担ぐ(笑)二人も(笑)想像したら笑っちゃってめっちゃツボりながら読んでました笑 (2021年10月28日 0時) (レス) @page29 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おもち | 作成日時:2021年8月27日 12時