嫉妬 ページ11
少女side
『斎藤くん。今日日直だよね?』
「おー、そうだけど、」
『先生に日誌出しに行ってくるから黒板拭いといて』
「げっ、お前面倒な方押し付けたな、!」
『ぼーっとしてる奴が悪い』
今日は日直なので残って仕事をやらなければならない。
ちなみに斎藤くんは同じ日直の子だ。
他の子みたいにうるさくないし喋りやすいので話すことが多い。
てか、斎藤くんとぐらいしか喋ってない。
そんなこんなで先生に日誌を出して教室に帰ったら斎藤くんが黒板を拭いて.....................
『なんで吹いてないの』
斎藤くんが黒板を拭いてなかった。
「俺一人がやるとかフコーヘーだろ。」
『フコーヘーの意味知ってるの?』
「しらん。」
『私も知らない。』
「頭かち割るぞ。」
ほら、さっさと黒板拭くぞ、と雑巾を投げてくる。
別にそんな怒らなくてもいいじゃんか。
『よし、帰ろう。』
「だな。」
黒板も拭き終わって片付けもしたので帰ることになり、斎藤くんと2人で下駄箱まで行く。
『じゃあ私家こっちだから、バイバイ』
「おー、俺も家こっちだけどな。」
『.....................................一緒に帰る?』
「その間はなんだよ、」
斎藤くんツッコミ上手いね。
兄貴並に上手いよ。
「お前の兄貴知らねーけど褒められてないのは分かるわ。」
解せぬ。
あ、
『兄貴だ。』
「えっ、どれどれ、」
『あれ、。』
数十メートル先にいる兄貴を指差して教える。
「ほーん、てかあれ一緒にいるの彼女か?」
『えっ、うそだ、兄貴に彼女なんているわけない。』
お前兄貴のこと嫌いなの?などと行ってくる斎藤くんを無視して目を凝らす。
ほんとだ。
あんなにニコニコしてる兄貴初めて見た。
誰よその女!!!!!!!!((
少しモヤッとしたのは気の所為ということにしておこう。
西田side
あー、疲れた。
今日は公開練習だったので、人の目を気にしたせいかいつもより疲れた気がした。
「あー、早くAに癒されたい。」
そんなことを呟いていると
「俺も癒されたーい!!!」
と、健太郎さんが言った。
ああ、でもまだインタビューがあるんだっけ。
体育館前で待ってるって言ってたな。
だる。
そんなことを考えながら重い足取りで体育館前へ向かった。
【続く】
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せな - おもちさんのゆうじおにーさんとの物語と同じような小説をプリ小説のほうで作りたいのですがよろしいでしょうかもちろんでてくる人物も違いますし最初の一緒に住むところらへんを参考として小説を書きたいです無理なお願いかもしれませんがよろしくお願いします (3月10日 16時) (レス) @page30 id: 384143e175 (このIDを非表示/違反報告)
RIO - (お知らせの話)そうなんですか…ちょっと寂しいですけど確かに大変やと思うんで!他のも大変やのにいつもありがとうございました! (2021年11月4日 0時) (レス) @page30 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - RIOさん» ありがとうございます!そう!担ぐんですよ笑、二人も笑。面白く思っていただけて嬉しいです! (2021年10月29日 6時) (レス) id: 8a69192777 (このIDを非表示/違反報告)
RIO - あ、テストお疲れ様でした! (2021年10月28日 0時) (レス) id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
RIO - 担ぐ(笑)二人も(笑)想像したら笑っちゃってめっちゃツボりながら読んでました笑 (2021年10月28日 0時) (レス) @page29 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おもち | 作成日時:2021年8月27日 12時