ゆうじおにーさんと2

兄貴がやってきた。 ページ9

石川side





びっくりした。、




ほんとにびっくりした。




ありえないよ、。




普通男の前にタオル一枚ででてくる？！





まぁでも、今は着替えに行ってるし、良かった、。




「ほんとにびびった。」

「それな、パンツぐらい用意しとけよぉ、.....焦ったぁ.....」

「俺なんであの時に起きちゃったんだろ、.....」





「「「はぁ.............」」」



3人でため息をつく。







「んん"、、ちょっと、顔洗ってきます、、、」



「おー、」









まて、今誰が行った？、







俺も関田さんもマサさんもいる。







て、事は





「西田だ、」



一気に俺らの顔は青ざめていく。





なんてったって洗面所の隣が風呂場なのだ。

西田の家は。


そこにドアなんてものはなくて、吹き抜けれるようになっている。





「あいつの絶叫が聞こえてくるに1票」


「俺も1票。」


「俺もです。」




マサさん、関田さん、俺の順番で1票ずつ入れていく。









しかし、俺たちの予想は外れていて、いつまで経っても西田の絶叫は聞こえてこない。




その代わり、ケロッとした顔で西田は帰ってきた。




「？どうしたんすか？鳩が豆鉄砲食らったような顔して」



そうやって訪ねてくる西田。

若干失礼だな。


「お、お前、見た？」


そうマサさんが聞く。


「？何をっすか？」



「風呂場にいたろ、」


「、？.....あぁ、Aのことっすか？」



「「「そうそうそうそう」」」


首がもげそうになるくらい縦に振る。



「見ましたよ、タオル一枚で居ましたね。」






そうやって、何ともないように言ってくる目の前のゴリラ。




「え、お前もしかして、見慣れてる感じ？」




関田さんが聞く。





「まあ、いつもの事ですしね、」




「いつものこと？！」


びっくりしすぎてかなりでかい声が出てしまった。




「いや、最初はまじで注意してたんすけど全然言う事聞かないんで」




「ってことは」




「はい、いつもタオル一枚でウロウロしてます。」




西田の発言に3人で顔を見合わせる。









「「「痴女か！！！！！！！！！！！！！」」」





俺たちの声が1番揃った瞬間だった。









おまけ



『兄貴ー、明日どっか行こーよ、』

「お、出かけたい？」

『うん、兄貴も明日オフでしょ？久々にどっか行きたいなーって、』

「お前はほんとに俺の事好きな〜！！！」

『わっ、やめろし』


傍から見ればただの仲の良い兄妹だが、









さっきまで爆弾発言をかましていた兄妹なのである。

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