ゆうじおにーさんと (ページ9)

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けんか2 ページ9

幼女side

いつものようにがっこうにいった。

いつものようにきみわるがられながらすごした。

そして、
いつものようにおにーさんにあいにいこうとした。

そしたらくつばこにかーすとじょうい系の女の子たちがいた。

『そこ、のいてよ。』

「いやよ。てか、あんた。最近あの公園でベンチに座ってしゃべってる男の人だれ？」

『ふつーのおにーさんだけど』

「そんなことは分かってんのよ！そこで、提案があるの。」

『なに？』

「あの人にアタシ達を紹介してくれない？」

『いいよ。』

たしかにおにーさんはこのよでいうイケメンというぶるいにはいるのだろう。いっしょにあるいていてもおんなのひとにチラチラみられることもあるし。ふつうの女の子だときになるのだろう。

「やった！ありがとう！」

『いいけど、そんなにこうすいふりまいてたらくさいっていわれるよ』

「っは？！？！？！」

『おにーさんこうすいきらいっていってた。』

そうはなすと、女の子はかおをまっかにしておこった。

「うっ、うるさいわね！！！この香水の匂いがくさいなんて鼻ひん曲がってんじゃないの？まぁ、そうよね、だって、あんたとつるんでるくらいだもの。やっぱり変な人だったんだわ。」

「気持ち悪い。」

ガッ

きがついたら、

なぐっていた。

そこでもうなんぱつめかもわかんないくらいなぐって、せんせいがとめにはいってくるまでなぐった。

親はとうぜんわたしをしかっているふうに「言い聞かせておきますので」などと親ぶっていた。

でも、はなしあいがおわるとわたしをおいてさっさとかえった。

おにーさんにあいたい。

なぜかつよくそうおもった。