ゆうじおにーさんと

がっしゅく ページ35

幼女side




「今度合宿あるんやけど、Aどうする？」


おにーさんにきかれた。


ガッシュクってお泊まりのことか。


『え、るすばんするけど。』


「え？」



『え？』



なんかおかしいこといったかな。





「A来ないの？！？！？！」



『あたぼーよ』



「えー！学校あるの？」



『あたぼーよ』




あたりまえにきまってる。



だってガッコウだもん。



わたし的にはガッコウなんか行きたくないけど。





「よし！学校休むぞ！」









ほわいじゃぱにーず？？？？





おにーさんから




「だって、あんな楽しくないとこ行くの嫌だろ？」



『まぁ、そうなんだけど』




そうなんかい！
と、おにーさんにはたかれる。









げせぬ。









そんなこんなでガッシュクに行くことになりました。








どうもAです。









西田side




合宿当日





「A。A。起きろ。こら、これ。いや起きろよ？！」



『んん".....おにーさん.........だっこ.........』



最近気付いたことだが、Aは朝が本当に弱い。

昼寝とかの時は全然すぐ起きるけど朝はめっぽう弱くておきない。


へいへい、と言いながらAを抱っこする。


今日は朝が早かったからかいつもだったら起きる朝ごはんになっても起きない。


「Aー。まだ抱っこするんー？」

そう、すぐ真下にいるAに呼びかける。

『.............する。』



そんなに俺の抱っこがいいのか。



可愛いヤツめ。









集合場所に到着してもAは起きない。




寝すぎだろ笑





まぁ、可愛いからいいけど。




それぐらい信頼してくれてるってことだからね。




「あ、A合宿来たんだ。」


いつの間にか到着した祐希さんが言う。


「あ、おはようございます！」


おはよー、と欠伸をしながら言う祐希さんは試合とは違って緩々ですこしおかしかった。


「お！Aちゃん、連れてきたんや！まだ寝てんの？かわいーなー。」


そうマシンガントークを始めていく健太郎さん。


「あ、Aちゃんだ。」
「まだ寝てるんや笑」
「まあ、いつもなら寝てる時間だからじゃないですか？」
「そうかもね」
「寝る子は育つっていうからね」
「その言葉どこから出てきたの？？」


続々とみんなが到着してくる中まだ寝ているA。







お前まだ寝るの？？

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