ゆうじおにーさんと

おひるね ページ32

幼女side




みんなでおひるごはんをたべてからテレビをみていました。



おにーさんがこっくりこっくりふねをこいでる。



ねむたそう。



そうおもったらわたしもねむたくなってきたな。






ねむたくなったので、おにーさんのもとへいきます。




「ぅお、どした。」



と、ねむいめをゴシゴシこすってわたしにきくおにーさん。




『ねむいので、おにーさんといっしょにねようかと。』



「え！A西田と昼寝するの？！俺も寝る。」


「マサが言うなら俺も寝よっかな。」


「じゃあみんなで昼寝しますか！」









みんなでおひるねするってよ、









まじねむいっす。







関田side




西田と西田妹とマサと昼寝することになった。


正直俺は西田妹が苦手だ。


子供らしからぬ発言や、行動。


とにかく子供っぽくない。




「A誰の隣で寝るー？」



まぁ、普通なら西田とマサの隣だろ。



『セキタさんの隣だったらいい。』






え、









俺は嫌だよ。







とも、言えるはずなく。



あそこでもう片方の隣をジャンケンで決めている西田とマサの方行けばいいやん。




まじで、なんで俺。




「てかさ、なんでAは関田がいーの？」


よくぞ聞いてくれたマサ。


「そーだそーだ」


西田が便乗して聞く。



『なんとなく。』




え、なんとなくで？



なんとなくで俺の隣選んだの？


あんま喋ったことないやつの？






強いな。





「俺なんとなくで負けたのかよ」

「俺に至っては毎日寝てんのに！！」





そして審議の結果(西田とマサの)




俺、西田妹、マサ、西田



の順番で寝ることになった。



マサ曰く、西田は毎日寝てるからということらしい。





ー15分後ー






「.................寝れねぇ。」





そう呟いて隣を見る。




「寝顔は子供っぽいな.........」


みんなが起きないように呟く。




『んん.................おにいさん.........だめだよ.....』


なにがだめなんだ、と思いながら剥がれていたブランケットを掛け直す。



そうすると

『おかあさん.....................いかないで.....』



そう言いながら俺に引っ付いてきた。



「A、たまにそうやって寝言で言うんです。」





「っおぉ、びびった。起きてたのかよ。西田。」


「そいつ、意外と子供っぽいんですよ。顔に出ないだけで。」
へへ、と笑いながら西田が言う。

つづき→←しらないおにーさん

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す