ゆうじおにーさんと

りくえすと ページ28

柳田side



祐希に言われて西田の妹の授業参観に行くことになった。


「ったく、なんで俺まで」


「まぁまぁ、いいんじゃないですか？こーゆー事があっても。」


と、山内。


「西田の妹可愛かったなー！」



「そうっすねぇ...って、あ、マサさんAに会ったことあるっけ？」


そう喋る健太郎さんと祐希。





その名前を聞いた時、心臓が跳ねた。



A.....?



まぁ、でも、同じ名前の人かもしれないし.....





と、自分の思い違いだと思うことにした。



「？マサさん？聞いてる？」



「お、あぁ、そう言えば会ったことないな。」



「じゃあ楽しみだね」



なにがだよ。




と、思いながら足を進めていく。




どうやらそのAという子は西田の家の近くの公園で待っているらしく。そこで合流して一緒に登校するらしい。




「あ、マサさん。あの子だよ。」



祐希に指された場所を見ると、見覚えのあるアイツの姿。



どうやらこっちに気づいたらしく、小さく「げ、」と声をもらした。





幼女side



おにーさんが呼んだひとたちがきました。



その人たちは「ねくすとふぉー」とよばれているらしい。




なにそれ。




わかんね。









げ、なんであのひとがいるの。








『まさくん。』





「A.....。」









「お前マジでどこいってたんだよ？！最近楽しそうな感じしてたから大丈夫かなって思ってたらいなくなってるしさぁ！」



がっくん、がっくん。



まさくんに肩をゆらされます。






えげつないすぴーどで、




「えーっと、どういうお関係で？」




お、よくきいてくれましたセイウチさん。



「山内ね？」



ヤマウチさん。









『従兄弟です。』



「どうも従兄弟の柳田です。」




え"、まって、マサさんコイツと従兄弟なの、？！


へぇーそうなんや、言われてみれば似てる感じするなぁ


あー、確かに。目のとことかね。



と、ユーキさん、ケンタローさん、ヤマウチさん。






「で、？居なくなったってのは？」



「いや、うちの家良く親戚の集まりとかしててさ、Aと良く会ってたんだよ。」


「あー、何となく話は読めたわ。」



「どうせ、ぱったり見なくなったとかそーゆーのでしょ。」


「まぁでも怖いよな。(笑)」



さんにんでひとことづつしゃべらないでもらえます？





説明するのがめんどくさいんですよ。





さくしゃが。

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