百十二話 ページ31
「…どんだけ考えてもこれが1番の作戦なんだよ。特進はぶっ潰してAは家康側に付かせる。」
「…井伊、少し歩かないか?」
「ん?」
「他の裏切り者達も俺を捜してるはずだ。顔合わせのついでに、そいつ等の意見も聞けば良い」
「あぁ。仲間も意見も多いに越したことはねぇ。」
井伊くんのその言葉を最後に、階段を降りる２つの足音は遠くは消えていった。
「Aさん…」
『あんなの聞いたら、困るよねぇ…』
不安そうに私を見るみやびちゃんにへらりと笑って返すが気持ちは不安のままだ。
井伊くんもきっと、私のことを思って考えてくれた事だろうが…私は自分の好きに泣きたいし笑いたい。
「A、貴様は…家康に自由を支配されても良いのか?」
『そんなの絶対、嫌だよ』
なんだかモヤモヤした気持ちのまま返した言葉は…信長くんに伝えれただろうか。
いま、私たちが下へ降りたら井伊くんと黒田くんに鉢合わせるかもしれないので私達3人はひとまず屋上へ移動した。
涼しい風を感じながらフェンスに背を預ける
「PBB作戦、再開させましょう。クラスのみんなを束ねる事が出来ればきっと…」
「"束ねる"か…」
『なんでそんな自信なさげなの…"和の心"を持って手を取り合うんでしょ?』
少し寂しげに呟いた信長くんに少し呆れつつ言葉を投げると、私のポケットから着信音が鳴った
『あ、黒田くんから』
「裏切り者の特定ができたのでしょうか!」
『うわ〜見たくない…』
「A、腹を括れ」
ロック画面に見える黒田くんからの通知を指で押して、彼とのトーク画面を開くと4枚の写真が送られて来ていた
黒田官兵衛現状はこの4人だ
「今川くんと井伊くんの他にも竹中くんと真田くんまで…」
『な、なんで竹ちゃんが…』
「…」
まさか竹ちゃんまで徳川くんの方へ付いていたとは思わなかった。少し…いや、だいぶショックが大きい。
この、どうしようもない寂しさを紛らわす為に私は手に持つ小さな機械を強く握りしめることしか出来なかった
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間取りです。
どうでしょうか、この4話終盤から5話の最初の怒涛の黒田くん全面更新。目に物見せてやりましたよ。がはは。
まだ少し…というか5話は黒田くんがギャンギャンに出てくると思いますが…なんとか他の子も出します。きっと…多分…
ドラマも終わってしまい、寂しい気持ちでは有りますが最終回クソほど書きたいので死に物狂いで頑張ります(多分)
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オタくん♀(プロフ) - 完結､､､だと､､､そんなーーー‼︎(T ^ T) (2023年1月2日 23時) (
レス) id: 487a14ebf8 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - …ん？お、終わり…だと？嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ (2023年1月2日 22時) (レス) @page44 id: 940717e19b (このIDを非表示/違反報告)
オタくん♀(プロフ) - 何度も見ています！何度見ても面白いし胸がキュンキュンしちゃうぐらい大好きです!更新頑張って下さい！ずっと待ってます！😄 (2022年11月21日 22時) (レス) id: 487a14ebf8 (このIDを非表示/違反報告)
真子ちゃん(プロフ) - 待ってます (2022年11月14日 15時) (レス) id: 955c1a3158 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 何度見ても面白いです😍更新頑張ってください！！待ってます！！ (2022年11月9日 23時) (レス) @page44 id: c191c4b3ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：間取り | 作成日時：2022年9月10日 14時
