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第4話 人質 ページ9

「父さんはお前のせいで大怪我をおった………母さんや姉さんだって心に深い傷をおったんだ………俺だって………お前が今その子を庇ったように、母さんだって俺達を庇おうとしてたんだぞ!?」


寒い路地裏にリンタロウの慟哭が響く。


………どう、言えばいいんだろう。


ユウヤほどじゃないけど………いや、ボクも人格に欠陥があるからこういう時なんて言えばいいかわかんないや。


「ただそばにいるだけのその子に責任を負わせて、自分は呑気に生きてるようにしか見えない…………!信用、できない!!」


「うわっ」


「!!Aちゃん………!!」


え、え、リンタロウさん??ボクになにする気ですか??


ビリィッ


「う………」


「Aちゃん!!Aちゃん!!」


スタンガン…………当たったらこんな感じなんだな←


なんて呑気なことを考えつつ、ボクは意識を失った。



















「………Aちゃんをどうする気」


「………」


あの時と真逆だ、とリンタロウは思った。


ユウヤが自分を睨んでいる。


自分の腕の中では人質である………否、恩人である少女が眠っていた。


「AAに危害を加えられたくなかったら、大人しくついてこい」


「……わかった」


案外素直にユウヤは従った。


予想では襲いかかってくるかとも思ったが………いや、さっきの話の後だからかもしれない。


それにしても、とリンタロウは腕の中のAを見る。


この子について調べていた時、ユウヤと共に行動していたのには最初は驚いた。


恐怖で脅されてるのかもしれない。


そんなことを思って尾行までしたが、それは杞憂に終わった。

第5話 変わるきっかけ→←第3話 この子だけは



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とp(プロフ) - ハチミツころっけさん» コメントありがとうございます!同じ作る人からのコメント初めてでとても嬉しいです!頑張ります! (3月26日 18時) (レス) id: 60e902b523 (このIDを非表示/違反報告)
ハチミツころっけ(プロフ) - 新着順から失礼!プロフまで読ませて頂きました!はちゃめちゃに面白いです!夢主ちゃんのノリが好きです!私も今占ツクで狼ゲームの夢小説書いてるんですよねー!お互い頑張りましょう! (3月24日 8時) (レス) @page4 id: 412fafe8d8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とp | 作成日時:2024年3月22日 17時

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