なにかおかしい ページ4
「巨人のお姉ちゃんすごーいっ」
「なぁなぁ、山神様とどっちが強い？」
ディアンヌはすっかり子供達と打ち解けて仲良くなっていた。
山神様というのは、この村に住んでる山の神様らしい。
その山神様が山に住み着いてから凶暴な狼や熊がどこかへ逃げていなくなったそうだ。
「団長…山の向こうから感じる強い魔力…」
「おそらく聖騎士のもんだな」
「数も一つじゃねぇ、二…三…四、入り乱れてて分かりにくいが五、六人はいる」
そんな事をメリオダス達が言っていると、村の一人が慌てたようにこっちへ走ってきた。
「コラ坊主共！！見当たらんと思えばこんなところに！！森へは行っちゃいかんぞ！！…って、ひぃ！？巨人！？」
「安心せい、巨人の誰もが襲ってくるわけやない」
「そうそう、怖がらなくていいぞ、友達だからな」
ディアンヌを見るなり走ってきた村人が顔を青ざめさせるが、Aがそう言うといつの間にか横に立っていたぺリオも大丈夫だと言った。
何かあったのかとアーマンドさんが問うと村人は顔を強張らせる。
「これより聖騎士と騎士団な大規模な山狩りを始めるからしばらく山へは立ち入ってはならんとな、話によると悪者を追ってるらしい」
その話にAこっそり後ろへ下がりメリオダス達の方へ寄る。
「なあ、悪者て…」
「完全にオイラ達の事だね」
「十中八九そうだろ」
「たりィな〜〜♪もう居場所がバレたのか？」
「とりあえずここから離れんとな…」
「だな」
ここにとどまってしまっては、村や村人達に迷惑をかけてしまうし一刻もはやくこの場を去った方がいい。
だが、それを聞いた好奇心旺盛な子供達は悪者退治だと言って山の方へ走って行ってしまった。
そしてそれを慌てて追いかけるアーマンド。
珍しくAがそれを怒鳴った。
「ガキ共！！命惜しいなら馬鹿な真似するんやないで！！」
「放っとけよ〜〜、聖騎士もただのガキに手出しはしねーだろ♪」
「…………」
バンは軽くそう言ったが、Aは難しい顔をしている。
キングは後ろからそれを見ていた。
「………やっぱりおかしい」ﾎﾞｿｯ
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qichi(プロフ) - とｐさん» なるほど、未定ですか…😭はい！続き気長に待ってます🙏お返事ありがとうございました〜！！😭 (4月19日 18時) (
レス) id: 4c2c43e5f0 (このIDを非表示/違反報告)
とｐ(プロフ) - qichiさん» コメントありがとうございます！そうですね、実はこれ漫画見ながら書いていたので、次いつ漫画を買うのかわからないので完全に続きは未定です。すいません。もし続きを書いたら読んでくださるとありがたいです！ (4月19日 5時) (レス) id: 60e902b523 (このIDを非表示/違反報告)
qichi(プロフ) - 初コメ失礼します…！こちらの作品、とっても面白かったです！！一気読みしちゃいました…もう更新は無い方向ですかね…？😭 (4月19日 1時) (レス) @page26 id: 4c2c43e5f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とｐ | 作成日時：2023年11月23日 10時
