少女の正体 ページ4
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
中にいた少女はスヤスヤと寝ていた。紗綾は少女に声をかけてみた。
返事が無い。
志穂とレイヤも少女を揺すったりしている。
起きる様子が無い。
そこで志穂がはっと気付いたように言う。
「レイヤくん。光の力を使ってみてください。以前紗綾さんがレイヤくんの力で目が覚めました!」
志穂にいわれレイヤは少女の唇に指を触れ力を使う。
「光よ、闇を払うまばゆき輝きとなれ。」
紗綾とレイヤの兄、夕夜の仕業ならこれで起きるはずだが…
少女は眠ったままだ。
光の力を10回ほど使ったレイヤが紗綾の破魔の笛の異変に気付く。
「サーヤ。笛が…」
「え?」笛が悪魔と戦った後のまま小さくなっていないのだ。
志穂が言う。
「紗綾さん。破魔の笛を吹いてみてください。」
いわれるがままに紗綾が笛を吹く。
するとさっきからぴくりともしなかった少女が目を覚ました。
「あなた達は…?」
少女が聞く。
「僕はレイヤ。こっちは僕の姉のサーヤ。あっちは志穂だ。」
簡単に説明する。しばらくして少女が口を開く。
「私は雨乃川Aです。」
そして大きな瞳でサーヤ達を見つめる。
すると少女は倒れた。悪魔に相当な量の精気を吸われたんだろう。無理も無い。
「悪魔も倒しましたしそろそろ帰りましょう。」
志穂は言う。かといってAを置いていくわけにはいかない。
志穂と紗綾があーだこーだ考えているとレイヤが立ち上がった。
「僕が持っていく。」
レイヤが言うと志穂が
「持っていくって物じゃないんですよ?」
志穂が抗議するがこれ以上の案は出ないだろうと押し黙る。
「それじゃ行くぞ。」
レイヤの声で紗綾と志穂が立ち上がった。するとレイヤがAを棺桶から出すとなんとお姫様抱っこする。レイヤファンなら気絶するようだが、Aは動かない。
教会を出て歩道を歩く。
紗綾がチラリとレイヤの顔を見ると、Aをみていた。紗綾にはレイヤの目が優しい目で顔が赤くなっているのがわかった。
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優香(プロフ) - マテマテ大好きなので頑張ってください (2014年1月3日 15時) (レス) id: a7b5b4c215 (このIDを非表示/違反報告)
Mei - すごく面白いです。続き頑張って下さい^^ (2013年10月13日 0時) (レス) id: 08f87ab4bc (このIDを非表示/違反報告)
美燦雅(プロフ) - 葵さん» とれてますよ〜私も最初はオリフラ外すの忘れてました (2013年10月7日 20時) (レス) id: 1df7441659 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 皆さんすいませんでした!これで取れましたか?初めてなもので…すいませんでした。 (2013年10月7日 19時) (レス) id: 8d5fd27030 (このIDを非表示/違反報告)
美燦雅(プロフ) - 違反報告される前にオリジナルふらぐは外したほうがいいですよ (2013年10月7日 17時) (レス) id: 1df7441659 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葵 | 作成日時:2013年9月7日 12時