検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:630,458 hit

21 ページ21





途中、サービスエリアで車を停めた。


助手席からピョコンと飛び降りたら





有岡「あ、ごめん。

  大丈夫だった?

  あー、手を貸すんだったな」






A「大丈夫だよ」






有岡「めちゃくちゃ、反省…」






本気で反省してたので、大貴の左腕にぶら下がって





A「大丈夫だって。

  気にし過ぎ!」




笑顔で言ってみたけど、




有岡「俺が、やりたかったの。

  だから・・・・」





大貴は、優しいからね。

女の子には、こうしたらいいって、よく知ってる。





A「ねえ、あれ食べよ!」






有岡「ホント、好きだな。


  お昼はここで食べないけど、一つでいいよね」






A「うん!」





有岡「ソフトクリーム、一つください…」




大貴がソフトクリームを受け取って、すぐ私にくれるんだと思ってたのに・・・・





有岡「うめー!」





A「あー、なんで自分が先に食べるのよー!」






有岡「え?

  俺が食べた所を、Aが美味しそうに食べるのを見たいから」





A「え?なんか、怖くない?」





有岡「ふっ、ちょっと怖いかも。

  好き過ぎて、怖くなってきた」




「やだー」「もー」とか言いながら、二人で順番に食べた。







景色は、山に囲まれていて、空気も涼しくなってきたような。


そろそろ紅葉が見えるんじゃなかと思うんだけど、まだ確認できないな。






A「大貴の車、かっこいいね」




車に戻る時に、遠くからでもすぐにわかって。


そう伝えたら、照れ臭そうに、





有岡「ありがと」





って。



リモコンキーを車に向けスイッチを押し、ライトがチカチカッて光ったのが、車も照れてるように見えて、なんか可愛かった。





車は出発した。







A「ねえ、お昼は何食べるの?」





有岡「ん?バーベキュー。


  なんか、子供が遊べるとこがあったり、ボートに乗れたり、パターゴルフとか、そういう広い遊園地みたいなとこに行こうかと思って」





A「へー、楽しみだな」






大貴の横顔・・・・




こめかみより、少し下にあるホクロ。


そしてこちら側だけのピアス。





助手席にいないと、よく見えないもの・・・・






私だけの大貴だって、わかってるけど、この景色、全部、ひとり占めしたい…


誰にも渡したくない…






22→←20



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (477 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1334人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 有岡大貴 , Daiki
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:やまぱん | 作成日時:2017年2月1日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。