検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:630,459 hit

14 ページ14





A「お邪魔しました」




母「また遊びに来てね」




A「はい」



ちょっと名残惜しそうにしてくれるお母さん。


一番初めに会った時は「さん」づけだったのに、今日は「ちゃん」って呼ばれてて。


きっと大貴のお陰で、私の印象が良くなったのかなって思って、大貴に感謝だね。








有岡「おお、やっぱ洋服は歩きやすいな」





A「そうだね。でも・・・・すごくかっこよかったよ」





有岡「そう言えば・・・・


  さっき、営業二課の萩原課長出てたよ!


  母ちゃんに話し合わせてさー、俺とあの子が悪者みたいなー」






A「だって、ヤキモチやいちゃったんだもん。


  大貴は意識しちゃってたし」





有岡「偶然だって、もうなんとも思ってないし」





恋人繋ぎをしている腕を、思いっきり引っ張った。


バランスを崩した大貴の首を狙って、唇を付けると、大貴は、そのままの姿勢を保った。


いつか大貴がしたみたいに、私のシルシをつけた。





有岡「イテッ・・・・キスマーク・・・・つけたの?」




ちょっと暗い道の端で、我慢出来ずにしてしまった。




A「だって、最近、会う時間が少ないし・・・・

  寂しいんだもん」






有岡「ごめん・・・・ちょっと用事が立て込んでて。

  そろそろ終わるから。

  明日は、早目に行くよ。

  俺だって、それ脱がせたいから、やっぱ行くのやめよっかなーとか思っちゃうよ」





ポーチから絆創膏を出し、「ちょっとかがんで」と小さくなってもらって、私のつけたキスマークを隠した。




約束をしている居酒屋の、すぐ裏の道で、大貴が腕の中に私を入れ、





有岡「俺は、Aだけだし」





私のおでこのあたりで、そう告げると、あごに指を当てられ上を向かされ、深くて、熱いキスをしてくれた。


大貴の出した舌を、チュッチュッと吸い、その後は、私の口の中で大貴の舌がぐいぐい動いていて、離れたくない・・・・・そんな気持ちでいっぱいだった。



今日は、私の事抱いてくれないんだ…



その代わりのキス・・・・



お互い、体中が熱くなっていくのがわかった。










「大ちゃん、道路でそんな事しちゃ、ダメですよ!」




びっくりして、顔を離すと、


自転車のライトが強弱をつけ、近づいてきた。






15→←13



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (477 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1334人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 有岡大貴 , Daiki
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:やまぱん | 作成日時:2017年2月1日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。