47 Daiki side ページ47
Daiki side
なんでそんな事言ったのよ！って怒られると思ってた。
少しずつ、いい方向に気持ちが動いてるんだったら、嬉しいんだけどな。
A「ビワ、お風呂出たら、食べよ！」
有岡「うん････」
A、この前言った事、忘れてねえかな。
次の時は……したい。
そう言った事。
・
今日は、新しく買ってきたゴム、持ってきたし。
薄いヤツがいいかなって思って、ちょっと割高だったけど。
だから、早く風呂に入って、えーっとあの、そうなんだよ･････したい。
・
俺が風呂から出たら、今日撮った写真をプリントアウトしてた。
有岡「A、お先！」
A「あ、うん･････ねえ、このゴリラと大ちゃん、すごくいいよ！」
有岡「すごくいいって言われてもさー。
風呂、入って来いよ」
俺････焦ってねえか？
大丈夫か？
だって、忘れてるっぽいからさ。
・
Tシャツと半パンでも、暑くて、窓をちょっと開けたら、気持ちいい風が入ってきた。
気持ちも体もクールダウンしたくて、もうちょっと窓を開けて、今日撮った写真を、俺も見てた。
・
ガタンッ
風呂の扉が閉まる音がした。
Aは、今日も長袖のパジャマの袖を、クルクルとまくって出てきて。
A「ちょっと暑いね…
窓、開けてくれたの？ありがと。
一人だと、怖くて開けられないんだよね。
大ちゃんがいてくれたら、安心だからいいね！」
俺の事、頼りにしてくれてんだな、嬉しい。
俺のそばにペットボトルがあるのを確認して、自分もお茶を飲みだした。
A「ねえ、ビワ食べよー。私がむいてあげる」
すんげ―嬉しそう。
でも今は、そういう気分じゃねえんだって。
A「ねえ、大ちゃん。具合悪いの？
何か、すごく静かなんだけど‥大丈夫？」
そう言って、ソファーに寝そべってる俺のとこに来た。
(有岡「ねえ、A････今日は、いいんでしょ？」
さっきと全然違う俺に、ビビってるみたいで、一歩、後ずさりをしていた。
・
有岡「エアコン･････入れていい？
声、聞かれると、困るよね････」
・
年上のAは、返事もせず、エアコンのスイッチを入れた。
*****
ここから18歳以上の方は、大人編へ飛べます。
「この作者の作品を全表示」から入れます。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1725人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：やまぱん
| 作成日時：2017年1月6日 20時
