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有岡「ゾウを手に乗せてるって感じで!」



手のひらを上に向けて、遠近法を利用して撮るんだけど、自分だけじゃなくて、私にもやらせるから、恥かしくて。





有岡「キリンの首を持つ感じ!」





有岡「カバとチューしてるみたいに!」




そう言った後、私の耳元で




「Aとも、チューの写真撮るから」




なんて言うから、ビックリして。

構えてたスマホをおろしちゃったら、




有岡「早く!」



なんて、せかされて。



一人でチュー顔してる大ちゃんが、可愛くて。

でもね、私もその後やらされるんだよ。

恥ずかしいよー。






有岡「俺、これ一番見たかったんだよね」



そう言って、サル山の前で、ニコニコしている。

手すりを握って、身を乗り出して見だした。





有岡「サル山って、人間社会の縮図みたくない?」



A「なるほどね、そうかもね」



有岡「おっ!共感してくれて嬉しい!」




そう言いながら、私の後ろから、左手は手すりをつかんだままで、右手は、私の腰に回った。



私が背負ってるリュックが邪魔そうで、私の左耳のそばで、話し始めた。




有岡「あそこの三匹は、八乙女さん伊野尾さん高木さん

  ちょっと離れてる小さいのが俺。

  で、今、伊野尾さんからエサを奪ったのが、A」




A「ちょっと、どういう事よ!」





プッて笑いながら、




有岡「まあまあまあ。

  あそこで、毛づくろいしてるのが、俺とA。

  あ、されてるのが、Aね。

  してるのが俺」




A「ひどい!

  私がやらしてるみたいじゃん!」




有岡「違うよ。

  俺がやりたいの」




なんか、恥ずかしい。





A「あの、小さい赤ちゃん可愛い!

  抱っこしてるのがお母さんだよね。

  隣で、お母さんに寄りかかってるのがお父さんかね」




有岡「俺とAと・・・・赤ちゃん」



A「大ちゃんがお父さんとか、考えられないよー」





そうふざけて言ったら、急に真面目な顔をして





有岡「なんで?俺だって、いつかはお父さんになりたい」





A「・・・・大丈夫だよ。大ちゃんなら、いいお父さんになれるんじゃない?」




なんとなく、大ちゃんが言いたい事がわかった。

きっと、私との事を言ってくれてるんだと思うけど、





私的には、今は考えられないので・・・










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作者名:やまぱん | 作成日時:2017年1月6日 20時

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