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Daiki side
今日は、いつかのベージュのパジャマで。
袖をクルクルとまくっていて、少し暑そうだった。
まあ、俺はTシャツとハーフパンツだから、そんなに暑くないけど。
A「大ちゃん、なんか飲んだ?」
お茶をグラスに入れ、飲みながら聞かれて
有岡「あ、まだ・・・・」
そう言いかけると、違うグラスに手をかけたから
有岡「あ、そのグラスでいいよ」
A「あ…うん」
恥ずかしそうに、自分の使ったグラスにお茶を入れて、持ってきてくれた。
こんなんで恥ずかしがってるんだから、まだ、高木さんにもらったアレの出番は、当分、先だな・・・・
そう自分に言いきかせたら、ちょっと気持ちが楽になってきた。
そんなもんかな。
キッチンで、後片付けをしているAちゃんの後ろから、ギュッと抱きしめて、持ってきたグラスをシンクの中に置いた。
有岡「ごちそうさま・・」
ビックリして、食器を片付けてた手が止まってしまってて、Aちゃんも、緊張してるのがわかった。
・
有岡「ねえ、今日俺がしたい事・・・・覚えてる?」
そう耳元で、甘くささやくと、覚えてるくせに、首を横にふった。
有岡「Aちゃんと、イチャイチャする時間だよ・・・・」
耳にキスをして、もう一度後ろから抱きしめた。
俺の腕に、その華奢な指をかけて
A「これ・・・・・片付けたい・・・・」
消え入りそうな、小さな声で答えた。
(有岡)「ベッドで待ってるから、早く来てね・・・・」
そう言って、腕を離し、ベッドへ向かった。
・
やばい…
さっき後ろから抱きしめた時に、わかったんだけど、また、下着つけてない。
二つの膨らみが、柔らかくて。
寝転んでる時より、立ってる時の方が大きいから。
すごいボリュームを感じたよ。
耐えられるか、マジ不安だけど。
なるように、なれ!!
・
スマホをいじりながら、そんな事を考えてて。
しばらくすると…
キッチンの電気が消え、こちらの部屋に来た。
間接照明をつけ、部屋の電気を消して、ベッドの脇に立っている。
スマホを両手で持って、もじもじしてる姿が可愛くて、
つい笑顔で…
有岡「おいで・・・・」
・
両腕を広げて、そう言ったら、
スマホをサイドテーブルに置いて、ゆっくり俺の腕の中に入ってきた。
・
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作者名:やまぱん | 作成日時:2017年1月6日 20時