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有岡「あと・・・・変な事、考えなかった?
俺が今好きなのは、Aちゃんだけだから
他の誰でもないから」
そう言って、親指で涙を拭いてくれて、背中をさすってくれた。
意外とがっしりしている胸の中で、大ちゃんからの思いを、しっかり受け止めた。
有岡「ねえ・・・・突然変な事言うけど…
上の下着・・・・つけてない?」
A「え!?
えっと・・・・あの・・・・
寝る時は、付けないの。
やだ・・・・・なんで?」
有岡「背中・・・・・何も引っかかんないから。
あと、前が・・・・柔らかい」
慌てて、両腕で胸元を隠したけど、布団の中にいるから、見えてはいないよね。
有岡「大丈夫・・・・今日はなんも、しないから。
だけど、ギューしたい。いい?」
返事の代わりに、腕枕をされながら、大ちゃんの方に体を向け、ギュッとくっついた。
大ちゃんも、体を私の方に向け、足を私の足に絡めた。
有岡「これだけくっつくと、チューしやすいよ」
鼻と鼻がくっついて、すぐに唇同士もくっついた。
有岡「やべー、やっぱ柔らけーー」
腕を大ちゃんの腰に回すと、どうしても胸が当たっちゃって・・・・
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A「大ちゃんは……大ちゃんは、硬いよ・・・・・」
有岡「おいっ!そういう事、言うな!!
仕方ねえだろ!」
A「ふふふっ・・・・可愛い…」
有岡「急に、年上みたいな事言ってーー!」
A「年上だもん!
キャー!やめてよ!」
胸を触られたけど、その腕をギュッとつかんだ。
A「今は、やめとこ…
また今度・・・・」
有岡「わかった…
Aちゃんは、恋人ごっこでいいけど。
俺は、本気で・・・・付き合ってるつもりでいるから。
やめて欲しい事とか、して欲しい事とか言ってね。
ホントは、抱きたいんだよ。
今は我慢するけど」
A「うん、わかった。
ねえ、今日の予定は?」
有岡「うんとねー、Aちゃんとイチャイチャする事くらい」
A「ふふっ、わかった。
そろそろ朝ごはんの準備してくるね・・・・」
後ろ髪を引かれたけど、今日は一緒にいられるんだってわかったら、スパッと起き上がって、ベッドから出る事が出来た。
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作者名:やまぱん | 作成日時:2017年1月6日 20時