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A「お子さんがいたら、面倒は見れるかもしれないけど」





有岡「あ、それは、いいように使われないようにしないとな」





A「うん……」





優しい……





有岡「バーベキューしたりもするんだって。

  北海道のバーベキューって、美味(うま)そうじゃない?」






A「うん!美味(おい)しそう!」






有岡「きっと俺ら、こっちでも上手くやっていけると思う。

  二人で良かったって思って欲しいからさ、俺も色々頑張るよ」





A「うん。

  あのね、付き合おうって決めたのね、有岡がこっちにきて、私に夕飯を作ってくれたでしょ、一週間」





有岡「あぁ」





A「今までの有岡じゃなくなった気がしたのね、それが。

  初日、ベランダの下でタバコ吸ってた有岡は、まだ嫌いな有岡だったけど。

  うちにあがってもらったら、大好きだった頃の有岡を思い出したの」






有岡「あぁ、俺の中でもそうだよ。

  だって、拒否られたらどうしようって思って。

  不安でいっぱいだったから、意気がってた。

  でもね、取りあえずでも受け入れてくれたの、嬉しかったんだ。

  そういうとこ、Aだよなって思ってさ」





有岡も、体を横に向けた。

そして寝っ転がりながら抱きしめ合った。





有岡「やっぱ可愛い」





A「ねえ、枕もう一つない?」






有岡「え、ない。

  なんで今言うの?」






A「ふふっ、ごめん。

  幼馴染だから、許してくれるかと思って」






有岡「ずりーぞ、幼馴染の使い方、間違ってっかんな」






A「ちょっと、やだ、くすぐったいって!

  やだってばー」






有岡「仕方ねえな、とってくる」






A「ありがとー!

  大貴、大好きだよー!」






ベッドから降りてスウェットをはいている。

さっきあげたばかりの鍵をだして、部屋から出て行った。



北海道って寒いから、こうやって一緒にお布団の中にいられる時期が長いなって思ったら、もっと楽しみになった。


有岡の枕を端に寄せ、そこに頭を乗せ、目を閉じたら、ガチャンと鍵をかける音がした。

隣りにすぐに入ってきて、冷たくなった足を私にわざとくっつけている。

寝ぼけたふりをして、有岡にくっついたら、また髪をなでてくれて。


おでこにキスをされた後、幸せな気持ちで眠りについた。











Fin.






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作者名:やまぱん | 作成日時:2019年6月20日 23時

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