42 Daiki ページ42
Daiki
A「お待たせー」
葵「ありがと！」
八乙女「流れるプール行こ」
「うん！」
Aと葵ちゃんは浮き輪の穴に座り、男たちはその浮き輪を引っ張ったり、つかんだりして。
やっぱり葵ちゃんには伊野尾と八乙女、Aには俺ってなって。
二手に別れてプカプカしてた。
A「有岡も使う？」
有岡「あ、うん」
A「え、どうやって降りよう」
有岡「俺が浮き輪を沈めるから、抜けて」
A「えー！
一回プールサイドに上がるよ」
有岡「大丈夫だって。
俺につかまって」
A「え、怖い」
そう言いながら、俺の肩に手をかけ、俺が全体重をかけ浮き輪を沈めて傾けたら、バランスを崩しながらもお尻が抜けた。
A「キャッ」
可愛い悲鳴と共に、柔らかいものが俺にまとわりついた。
瞬間的にその柔らかいAを抱きかかえ、浮き輪についてるロープを握って、流れないようにした。
A「ご、ごめん！」
顔と顔がくっつきそうで、俺の腕の中から離れようとしている。
有岡「あ・・・」
A「ちょっ」
やばい・・・胸を触った。
それに、上に着てるやつがズレて、水着のブラが見えている。
有岡「ごめん」
A「大丈夫」
俺から離れて、水着を整えている。
胸を触られた事は、気づかなかったことになったみたいで。
やばい・・・
柔らかい胸の感触と、足と足が触れた感触。
A・・・・
A「有岡、はい」
ニッて笑って、浮き輪を押された。
浮き輪をくぐり、胸に通し、流れに乗って足を浮かせた。
有岡「A！」
腕を伸ばし、Aの腕をつかんで、浮き輪をつかませた。
A「キャハッ、近い！有岡と近すぎる！」
恥かし過ぎて、声にだしちゃってるし。
足もぶつかってるし。
少し流されたあと、今度はAに浮き輪をくぐってもらって、俺が浮き輪につかまって流れてみた。
A「あはっ、こっちの方が楽ー」
俺がめちゃくちゃ近くにいるから、こっちを見ない。
それでも嫌がらず、前を見てる。
眩しいし、プカプカ気持ちいいから、目を閉じて流れに身を任せていた。
・
A「ねえ、有岡・・・
寝ちゃった？」
・
こんな格好のまま、寝られるわけねえじゃんと思いながら、寝たふりをしてみた。
・
・
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作者名：やまぱん
| 作成日時：2018年8月29日 23時
