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40 Daiki プール ページ40

Daiki





予定を合わせて、都合がついたのは、俺とA以外は、伊野尾、八乙女、葵ちゃん。

その五人でプールに行く事になった。

Aは、葵ちゃんも一緒で喜んでくれた。

今は、クラスも違うし、部活もバレー部だしで、なかなか話せなかったらしい。




電車とバスを乗り継いで、隣りの市の市民プールを目指した。




Aは、ずっと葵ちゃんと話してる。

それでも、嬉しそうなAの横顔が見れて、良かったなって思うよ。





伊野尾が小声で話しかけてきた。






伊野尾「なあ、二人とも水着着るんだろ?

  葵はさ、ぺちゃぱいだし、別にいいんだけど。

  Aって、中学生の割には大きくない?」






八乙女「やめとけ」






有岡「見るんじゃねえぞ」





伊野尾「いやいやいや、それ目的だろ?

  プールに誘うって」





有岡「ちげーわ」






八乙女「それよりさ、俺と伊野尾は卓球部だから真っ白じゃん。

  恥かしいんだけど」





有岡「俺だって、シャツとパンツ焼けだからすげーよ」






伊野尾「Aもだろ。

  色々、楽しみ」





有岡「伊野尾は、葵ちゃん見てろって」






伊野尾「Aは、誰のもんでもないからな」






分かってるって。


全然俺のもんじゃねえわ。







ガタンッ





A「キャッ」





八乙女「大丈夫?」





バスが揺れて、体勢を崩したAを、八乙女が支えた。





A「うん、大丈夫・・・」





顔を赤らめ、慌てて体を離している。

吊革につかまり、また葵ちゃんと話しだした。





伊野尾「はい、残念でした!」





有岡「うるせー」

















バスを降り、市民プールに着いた。

市民プールと言っても、流れるプールも、ウォータースライダーもある。

値段が安いのがいいんだって。





八乙女「あっちーな」





A「いつも部活やってるから、全然大丈夫だよね、有岡」





有岡「うん・・・」






茶色の麦わら帽子には紺のリボンが付いていて。

水色のストライプのワンピースが涼しげで可愛い。

大きめのカゴバッグを抱えて、俺に笑顔を向けている。





そんなAがお姉さんに見え、気後れした。






伊野尾「入ろうぜ」





すぐに男女別々になって、着替えた。


伊野尾があんな事言うから、ちょっと緊張してきた。

落ち着け、俺・・・


先に着替えた俺らが待ってると、向こうから二人がやってきた。

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作者名:やまぱん | 作成日時:2018年8月29日 23時

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