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有岡母「こんな時間にごめんね」




母「ううん、全然大丈夫だけど、どうしたの?」





有岡母「お父さんっ」





有岡父「あ、あの。

  この度は、息子がAちゃんにケガをさせてしまい、申し訳けありませんでした」






有岡母「本当にすみません。

  ほら、大貴も!」





有岡「ごめんなさい・・・」






母「え、ちょっと何・・・どうしたの」





有岡母「大貴に聞いたのよ。

  今日、先生が来た時の話してね。

  Aちゃん、学校でいじめられてるのかって」





母「あ、うん・・・」






有岡父「そうしたら、自分のせいでイジメられて、怪我は、俺が殴ったって言いまして」






母「え?!なんで?

  ちょっと、A!来て!」












あぁ・・・

嘘がバレてしまった。

それなのに、おばさんとおじさんに話したんだと思うと、ちょっとホッとしたり。





母「A!」






かなり出づらいけど、もう逃げられないし。


仕方なく、下を向いたまま、玄関に行った。
















母「ねえ、転んだんじゃないの?」




怒られると思ったけど、優しく言われた。





おじさんもおばさんも、私の事じーっと見てるのが分かった。






有岡母「Aちゃん、ホントにごめんなさい。

大貴も!」






有岡「ごめんなさい・・・」





下を見たまま、モジモジと言った。






A「あの・・・

私を殴ろうとしてたんじゃない。

偶然ぶつかっただけ・・・」






小さめの声しか出なかった。







有岡母「なんかね、他の子を殴ろうとしてたのはホントみたいで。

  その子を守るみたいに、Aちゃんが出て来ちゃったみたいなの」






母「え・・・そうなの?」






有岡「はい・・・」






A「だから、私を殴ろうとしてたんじゃないから、もう大丈夫・・」





有岡「ほんと、ごめん。

  俺・・・」






半歩前に出て、何か言いかけた。


辛そうな顔をしてこっちを見てた。






有岡母「でもね、偶然でも、Aちゃんにぶつかって、縫うぐらいの怪我をしたのに言わなかったから。

  本当に、申し訳ないことしちゃって」





有岡父「すみませんでした」






おじさんとおばさんが深く頭を下げ、ワンテンポ遅れて有岡も頭を下げた。










母「もう、頭上げて。

  それより、いじめられてる事の方が心配で・・・」




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作者名:やまぱん | 作成日時:2018年8月29日 23時

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