検索窓
今日:11 hit、昨日:4 hit、合計:139,006 hit

22 ページ22





お願い?

ちょっと怖い・・・




A「なんですか?」





山田「幼児クラスの子対象に、土曜日にサッカー教室やってるんですよ」





A「ええ、知ってます。

  悠貴も、大きくなったらやりたいって言ってたから」





山田「あ、そっか。

  じゃあ、話は具体的に出来るな。

  で、向こうの保育園でもやりたいんだけど、俺のサポートを、旦那さんにしてもらえないかなって」





A「え?うちの主人に?」





山田「サッカー出来ますよね」





A「やってるの見た事ないけど、高校まではやってたって悠貴に言ってましたが」





山田「こっちも隔週でやってるんだけど、あっちにも隔週で行きたいかなって」





A「先生、忙しい」





山田「基本、土曜は仕事なんで。

  普通に土曜保育あるからね、まあ近いし」






A「主人には、まず転園の事聞かないといけないんで」





山田「ふっ、俺、嫌われてっから?」







A「ふっ、どうだろ」





山田「こっちも、保護者のお父さん二人にお願いしてるんですよ。

  やっぱ、俺一人じゃ無理だから。

  たまに、本体の仕事もあるし」





A「本体?」






山田「あぁ、本社。

  山田総合地所の。

  あぁ、そうそう。

  あっちの保育園にも、有岡さんとこの機械、入れたいんだよね。

  営業の人、来てくんないかな」






A「あ、そうだ。

  こちらも入れてもらってるんですよね、ありがとうございます。

  担当に話しておきますんで」






山田「返事は、年明けでいいです。

  休みの間に、話てみていただけたら」






A「はい・・・わかりました」






山田「お腹・・・すごく大きくなりましたね」






A「ええ、お陰様で。

  じゃあ・・」





山田「じゃあ・・・」





なんか「また」って言えなかった。

そんな事、誰も気にしてないと思うけど。



大貴の顔がチラついたから。

























その日の夜、大貴は飲み会で遅くなるって言ってて。

相変わらず、飲んでないんだよね。

私になんかあったらいけないからって。




早めに帰ってくると言ってたので、ソファーで横になって待っていた。


















有岡「おいっ、寝てていいって言ったじゃん。

風邪引かれたら困るんですけど」





23→←21



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (348 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
714人がお気に入り
設定タグ:有岡大貴 , Hey!Say!JUMP , Daiki
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:やまぱん | 作成日時:2018年7月8日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。