48 Daiki ページ48
Daiki
だって、会話に参加してるみたいで可愛くない?
Aが洗い物を始めたから、ベビーベッドを寝室に移動させて、添い寝が出来るようにセットした。
さっきもベビーラックが欲しいなんて言ってたし、試行錯誤しながら変更していくんだと思うけど、今日はとりあえず、移動でどうにかした。
オムツをチェックして、暗くした寝室で、この前みたいに子守歌を歌いながら揺れてみる。
輝く星に
心の夢を
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・
「あうー あっあ」
ダメだ・・・
Aにそっくりなまん丸な目が、天井を見て興奮している。
寝室の扉を少しだけ開け、リビングの光があまり入らないようにAを探した。
すぐに目があったので
有岡「ギブ・・・」
そう伝えると、寝室に入ってきた。
A「30分くらいたったね。
お疲れ様。
悠ちゃん、オッ パイでネンネする?」
有岡「俺がしてえわ・・」
A「ん?」
有岡「いや、ちょっと何か飲んでくる」
Aとバトンタッチして、キッチンに麦茶を飲みに行った。
そういえば、リビングの光が、寝室の扉の隙間から見えて気が散ったから、キッチンの中の電気だけにして、ソファーに寝ころんでAが出てくるのを待った。
・
・
A「大貴・・・
寝ちゃった?」
はっ、寝ちゃってたのか、俺・・・
有岡「いや・・・寝たの?」
A「とりあえずね。
今までだって、30分後に起きちゃう日もあったから、覚悟はしてるけど。
覚悟はしても、体力がついてこない時もあるしね」
ソファーの上で寝そべってたけど、姿勢を正した。
そして、Aを横に座らせた。
A「あ、そうだ!
床に敷くマットと、あとレンタルでハイローチェアというかベビーラックというか注文したい」
有岡「あぁ、早い方がいいな。
他には?レンタルしたいものない?」
A「んーー、今更だけどスケールとか。
悠ちゃんが、どのくらい飲んだのか知りたい」
有岡「かりてみたら?レンタルんなんだしさ」
A「うん・・・」
ベビーベッドを借りてる所で、申し込んだみたいだ。
有岡「なあ、終わった?」
A「うん、そろそろ寝る?」
・
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作者名:やまぱん | 作成日時:2018年5月14日 22時